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オンライン日本語教師2021振り返り

2021年はオンライン日本語教師として、italki・業務委託・個人レッスン・グループレッスン…色々と経験できましたが、

【結論】
「収入面から見たら業務委託のグループレッスンが手堅い」
「楽しさで言うと個人レッスン」でした。

2022年になる前に、今年の日本語教師としての自分を振り返ります。

少し前のnoteではオンライン日本語教師としてこの1年でリアルに稼げた収入を振り返りました。


各レッスン料金

まずはそれぞれのレッスンのお給料がどんなものだったのか。

【業務委託】
マンツーマンレッスン 1時間1500円
技能実習生グループレッスン 90分2500円
企業研修日本語レッスン 1時間1500円

【プラットフォーム(italki)】
個人レッスン 1時間約10ドル

【個人契約】
マンツーマンレッスン 1時間2000円

この時給だけで見れば悪くなさそうですが、前後の授業準備や添削する時間を考えると決して高い時給ではないですね。

単価を上げることも大切ですが、まとまったレッスンをいかに獲得していけるのかが収入につなげるポイントだと思います。

各レッスンの感想

【まずはマンツーマンレッスン】

日本語学校ではなく、マンツーマンで教えたいと思った1番の理由はモチベーションの高い学習者に教えたい!という思いでした。

せっかく授業準備に時間をかけるなら、やる気のある学生に教えたい!マンツーマンレッスンはそれを叶えられるレッスンスタイルで、私自身、学習者からたくさんの刺激をもらえました。

何より、カリキュラムもこちら次第なので、深掘したいところや日本文化等の雑談に時間をかけられるのがとても魅力的だと思いました。

日本語学校ではその日に進めなければいけないカリキュラムが決まっているので、なかなか深堀する時間にあてることは難しかったので、

マンツーマンは双方にとって実りあるレッスンができていると感じます。

【業務委託のグループレッスン】

1つ目のグループはベトナム人4人の技能実習生のクラス。
企業からの要望で、月一回というレッスン。
月一だと、できることにも限界があり、なかなか成長を実感できないレッスンでした。
そんな中でもレッスン内では発話の機会を増やし、一つでも日常会話で使えるフレーズをものにしてもらえることを目標にレッスンを行いました。

2つ目のグループはフィリピン人15名の企業研修のクラス。
通信環境があまり良くないということで、学習者側のカメラはオフというレッスンでした。
顔が見えないと、学習者の把握が難しいこと、発表の順番ではないときにレッスンに参加できているかの確認ができないこと等の問題がありました。
パドレット等の共有しながらレッスンを進められれば、レッスン中の学習者の行動を可視化できるかなーと思いましたが、セキュリティの関係なのか使用は認められず…
対策としては、質問をテンポ良く全員に投げることをしていました。

企業から依頼されたレッスンになると、どうしてもお客様は企業であるため、企業のリクエストとレッスン現場でのギャップが必ず出てきます。
もちろん、そこをうまいこと埋めていくのも講師としての役割だとは思いますが、そこのギャップを埋めていくのも日本語教師の役割だと実感しました。

【プラットフォーム(italki)】

ものすごい数の先生達の中で完全に埋もれました(笑)

最初に登録した時に検索が上位になるんですが、その時にあまり稼働できなかったのが学習者を獲得できなかった一番の理由だと思います。


キッズの需要が高かったけど、私にはキッズは無理でした。

固定の学習者の獲得までいけばまた違いますが、
入るか入らないかわからないレッスンのために予定を空け、
突然はいるレッスンリクエストに準備が間に合わず不完全燃焼…のようなループにはまり、
私にはプラットフォームで学習者を獲得していくのが難しいなーという結論に達し、今は完全にクローズ状態です。


来年の目標

今年はオンライン日本語教師として業務委託や個人契約、プラットフォームと色々経験できた1年でした。

来年の目標としては、
今受けている学習者をベースに、もう少し自分の教材を充実させ、
レッスン内に解消できなかった質問等を1つ1つまとめていく作業をしていきたいと思います。

また、私自身がいわゆるちゃんとした会社で働いた経験がないため、ビジネス日本語の知識が少ないので、そこをブラッシュアップさせていきたいです。

いつか海外に住みたい!という夢のために日本語教師は細々でも続けていこうという気持ちに変わりはありません。

2022年はどんな学習者に出会えるのか今から楽しみです。


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