そろそろ病気も飽きた頃

最後のバイトを辞めてから、
2月で6年が経つ

2.11
あの日私がもう無理!!

と泣きわめいて、パチンコ屋のバイトを辞めてから、6年が経ってしまう

その間私は病気を治す事だけをひたすらにもとめて、色々な病院に行き、
色々な薬を飲んだ

色々な事があった

本当に色々な事があった

そして、現在に至るわけだが、

私はもう、病気に慣れてきた

もしかしたらもっと、色々な方法を試せば、良くなるかもしれない

だけど、おそらく完治して、全ての症状が消える事はないだろう

と思っている

もう仕方ないんだ

これが私

入院した頃よりは、随分良くなった
車椅子で入ってきた精神病院

1年3か月の入院を乗り越えた

そして、グループホームに退院して、早くも半年が経った

そして、今ここを出ようと思える時が来た

まぁ、金欠で、出ざるおえない、と言うのが現実たが

お金があっても、家賃を払える余裕があったとしても、私はここを出るだろう

もう、私はここを出た後の事で頭がいっぱいになっている

どう転ぶかはわからない

だけど、もうこんな所でくすぶっていないで、何かを始めようという気になれたのだ

家に帰ればお金も残る

賃金の安い作業所からでもいい

病気と付き合いながらでいいから、
何かを始めたいんだ

歳のせいか、人生には終わりがある事を
実感し始めてきたんだ

このまま終わるのは悔しいんだ

なにか、残したいんだ

必死で生きて、本気で燃え尽きたいんだ

なんて、高らかに心の叫びを書いてしまったが、うまくいくかはわからない

またダメになるかもしれない

その時はその時

だけど、たぶんもう入院をせずにやっていける気がする

今年は一花咲かせたい

これ以上無駄にしたくないんだ
この貴重な1分1秒を

叶うかわからない夢を足を引きずりながら追い、
破れてもしつこくしがみついて

到着地はどこになるだろう

何か見えるかもしれない

今とは違う景色が見えるかもしれない

#ポエム
#障害者
#エッセイ
#鬱

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