大学生の今しかできない、弾丸で鈍行の電車旅へ出ませんか?
こんにちは!青春18きっぷで日本を回ったライターのみそです。
大学の授業やバイト、お金や時間を理由に旅を後回しにしていませんか?
普段しないことをしてみたい。
偶然の出会いや発見を楽しみたい。
仲間と一生語れる思い出を作りたい。
そんな方におすすめの旅があります。
それは青春18きっぷを使った「弾丸、鈍行(どんこう)の旅」
鈍行とは、各駅停車の普通電車のことです。
本記事は僕の体験をもとに、学生ならではの思い出作りの旅をご紹介します。
青春18きっぷとは?
全国のJR線の普通列車が1回あたり2,410円(合計12,050円)で1日乗り放題です。
5枚セットで販売されており、1人で5回分または5人までのグループ利用ができます。
買うことができるのは、JR東日本の主な駅の指定席券売機(一部除く)、みどりの窓口などです。
利用期間に制限がありますので、注意してくださいね。
流れに身を任せて未知の場所へ
まずは、東京駅へ集合。それぞれが始発に乗るため、1人ずつ仲間が集まってくる冒険の始まりのようになります。
大体誰か寝坊するのですが、全員集まったところで、サイコロを振って行き先を決めます。
事前にどの目が出たら、どの方角へ行くかを決めておき、あとはサイコロで決まった方角へ行く電車に乗るだけです。
今はスマホアプリでルーレットなど簡単に回すことができますが、あえてアナログのサイコロを使うことをおすすめします。
なぜかというと、サイコロの方が動きがあって、少し不便で、その瞬間も思い出として記憶に残ると思うからです。
僕たちは北へ行くための電車に乗ろうとして、間違えて小田原あたりまで行ったので、寝起きの勘ほどハプニングくれるものは無いでしょう。
間違いに気づく前に、北へ行きたい欲が強くなったため、一度戻ってから北へ向かうことにしました。
銭湯と19時すぎの割引コンビニ弁当と寝床を求めて
その日は移動しながら、どこまで行けるかを考えます。
仲間の寝坊と最初のミスはあったものの、まだ1泊目は山形県まで行けそうな時間です。
ひたすら電車に乗り続け、電車の乗り換えのタイミングでお昼ご飯を食べ、気が向いたところで電車を降りて観光してみましょう。
日が暮れ出すと終電で1番遠くまで行くことができる電車を調べるのですが、電車に乗る前にどこかの駅で銭湯に入ります。また、このときコンビニで飲み物と、割引されている弁当を買っておきましょう。
本日泊まる宿は、山形県の海沿いの大地で決定。事前にGoogle マップで当たりをつけておき、寝れそうな場所に行ける駅で降ります。
駅での寝泊まりは、無人駅だとしても避けておくことでトラブルを防止できます。
花火ができる準備をしていた仲間がいたため、線香花火をしたり、うっすら音楽を流して会話を楽しみながら1日目の終わりを堪能しました。
体力の限界まで遊び尽くす2日目
朝日と波の音で目を覚まし、そのまま観光がスタート。漁港が近くにあれば、朝は海鮮丼とあら汁で決まりでしょう。
2日目は帰りも考えて、無理のない距離で目的地を決めます。移動を少なめにすることで、疲れを癒し、おいしい料理をたくさん食べる日にします。
1日目が野宿でホテル代を節約したため、1泊5000円の予算を合わせ、2日目に10,000円の宿に泊まることができます。
であれば僕は素敵な温泉と宿での卓球大会は欠かせません。
夕方にはチェックインを済まし、温泉に入ったあとは、街を散策して美味しそうな匂いのするお店に誘われるまま入ることにします。
食後の卓球で盛り上がったら、また温泉で汗を流しましょう。
達成感のある帰り道
3日目は美味しいものを求めて寄り道するのがおすすめ。
お昼は仙台で牛タン、夜は栃木の宇都宮餃子。終電を逃がさないよう、電車に揺られて帰宅です。
ここまでくればやり残したことなんて思いつかないほど、充実感に包まれるでしょう。
僕はこのような旅を大学1年生の夏から始めましたが、いまだにこの仲間たちで集まると昨日のことのように盛り上がる話題です。
何のためにこの旅をするのか改めて聞かれると僕も謎ですが、お金がなくて体力がある今のうちがチャンスです。
かけがえのない仲間と、忘れられない旅を作ってみませんか?
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