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毎日生きるので精一杯だ。


明らかに、社会人になってから、日々すり減ってるなと感じている。
仕事だけで精一杯で、退勤後に誰かと遊ぶ元気なんて残ってないし、
お家へ帰って、ゴロゴロしたくなる。

体力が落ちている。
それもあると思う。毎日椅子に座って、パソコンとにらめっこ。

それ以外にも、私には背負うものが増えた。
仕事への責任感、プレッシャー。まだまだ未熟な不甲斐なさ。
成果物が世の中へと出て、誰かに影響を与えるということからの不安、恐れ。
こう書いていると、なんだか悪い面ばかり考えてるのだなと思う。

会社へ行くと、大きなビルがあって、その中には、無数の知らない人が働いている。
それぞれの人に所属や名前はあるが、それぞれの人のことなど、詳しくは知らない。詳しく知る必要も無い状況。


学校も、場合によっては大きな建物の中に、無数の人たちが行き来していた。
でも、学年だとか、学部だとかのほうが何故か私にとっては親しみがあった。
勉強という、同じ目的があったからだろうか?みな年齢が近かったからだろうか?

世界が、こわいのだろう。
学生の時に、電車に乗るのが怖い時期があった。
知らない人がすぐ横に座ってきて、一定期間、目的地まで我慢する。
怖かった。

社会とは、相手や環境を全て知らない中で、仕事をするための必要最低限なコミュニケーションを元に、行っていくのだろう。

学生の時にアルバイトなどもしていたから、それは知っているはずだ。なのに、怖いのだ。
アルバイトの時は、周りの同僚たちと、雑談したりだとか、人となりを知ったりだとか、そういう機会があった。
今の職場は、それが少ないのだろう。

一人暮らしをし始めたのも大きいのかもしれない。
自分一人で生活を作れる自信は、一方で、人生とは私しか舵を切る人がいないんだという裏返しでもあった。

日々無くなっていく食材、日用品。
いつも掃除できるわけではないし、家事だってやりたくない日もある。
それでも、私がなんとかしないといけないのだ。

そう考えると、仕事とか社会は、私都合だけではもちろん行くわけない。
思い通りにはいかないもどかしさと、社会人であるという責任と、得体の知れぬ人々の中で、まるで自分だけど自分じゃないような気持ちで、仕事してるのかもしれない。

でも、誰かと仲良くしたいだとか、そんなことはない。
ただ単に、このような日々がこれからも淡々と続くことへの一種の恐れがあるのかもしれない。

このどんよりとした気持ちからは、早く起き上がりたいものだ。そんな元気は、まだ残っている。

社会人、むずかしい。

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