休職日記③ | 頼まれたら断れない→頑張って断ろうとしなくて良い
こんにちは。りりです。
パワハラや業務過多でうつ状態となり、休職し始めて2週間。考える時間がたくさんあったので銭湯に行ったり読書したりしていました。
その時に読んだ本『「しなくていいこと」を決めると、人生が一気にラクになる――精神科医が教える「生きづらさ」を減らすコツ』の内容に思い当たる節が多々あり、それが休職の一因ではないかと気づいたので書き留めておこうと思います。仕事の進め方で悩んでいる方の参考にもなるかもしれません。
まず1つは、仕事で頼まれたら断れないこと。断る=嫌われる、相手を傷付ける という意識が抜けず、断るのが苦手でした。断れるように頑張らねば!と意気込んでいたのですが本ではそれはNGとの事🙅♀️
ではどうすれば良いかと言うと、相手に質問してみると良いそうです。「いつまでに必要でしょうか」「AとBどちらを先に進めた方が良いですか」と詳細を確認する気持ちで。(なかなか実践が難しいですが)
もう1つ心当たりがあったのは、優先順位をうまく付けられず仕事がたまってしまうこと。「それは今じゃない」と思っても衝動的に手を付けてしまうんですよね。
本書の中ではビジネス本にありがちな「マトリクスに分けてタスクの緊急度・重要度を整理する」といったアドバイスではなく、「やりたいものから手を付ける。最終的に帳尻が合えば良い。(※意訳)」と書かれていたのが斬新でした。
気が進まないと後回しにしてしまう私のようなタイプには、このアドバイスが的確かつ現実的でしっくりきました。
ただ、私の職場では中には6時-22時の残業でカバーしていたり、時短社員なのに残業を常にしていたり、抱え切れず体調不良に陥ったりしているスタッフもいたのでそもそもの仕事配分に無理がありそうな気もします。
また、もう1つ発見があったのがワーク・ライフ・バランスの項。本書の中ではワークとライフのバランスの取り方のタイプがこのように2種類に分けられていました。
私はどちらかというと②タイプです。22時や23時まで残業した後に新幹線に乗って地方から東京のライブに駆け込んで深夜バスで帰ってきたり、今思うとかなり無理をしていました…。
多少無理をしても仕事のペースを崩さない程度ならば問題ないと思うのですが、自分の場合はできる範囲を超えてしまっていたかもしれません。
自分の仕事の進め方だけでなく、自分の性格、パワハラ上司の存在、仕事量などいろいろな要素が重なって休職に至ったのですが、読み終えた後、「頑張り方の方向性を間違えていたのかも」「もっと早くこの本に出会えていたら…」と思ってしまいました。
当たり前ですが、人によって体力・気力のキャパシティは異なるし、無理をせずとも自分の生きやすいように周りを巻き込んでいくことはできるのだと分かりやすい言葉で気づかせてもらえた本でした。
ではまた。
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