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休職日記② | 1年以上悩みながらも休職を決意した理由

私の場合、実際に休職届を出すまでかれこれ1年以上悩みました。この記事を読まれている方の中にも、「休めば仕事に穴が開くし、給料は減るだろうし、そもそも自分は休むべき…?」と悩んでいる方もいるかもしれません。

今回は私が休職を決意した理由を書き残しておこうと思います。※本来は休職すべきかは医師が判断するものなので、休職すべきか悩まれている方は医療機関への相談をおすすめします。

薬だけではどうにもならないと思った

一番の理由がこれです。その時出ていた症状が
・頭痛
・だるい
・夜寝付きが悪い、眠れない
・頭が働かない。思考能力がいつもの60〜70%
・声が出ず電話でうまく喋れない(発声障害)
・食欲がない
・家事や外出をする気力がわかない
・足の付け根が突然動かなくなり通勤できない(←石灰化でした。これは薬で治りました)
などでした。

もともと超健康児でインフルエンザや風邪にもほとんどかからない体質だったのですが、社会人になってから次々と症状が現れるようになりました。その度に内科、整形外科、耳鼻科…と病院が増え、自分でも食事や生活習慣の改善を試みたものの良くならず、困り果てていました。

内科医からは、1年以上通院・服薬しても頭痛が良くならないので「おそらく精神的なものが原因だろうね」と言われ。昨年会社のお局さんにパワハラを受けていたこともあり、1日や2日の休みで回復するものではなく、根本の原因(=ストレス)に向き合う必要があると思い始めました。

暗黒期に戻りたくなかった

2つ目の理由がこれです。10年前、高校生の時にも同じような症状が出たことがありました。その時は今ほど身体的症状は出ていないものの、

・何でもない時に涙が出る
・毎日とにかく死にたい(消えたい)
・自分の身体を叩く
・髪が少し薄くなる
・食事の味がしなくなる
・文章が頭に入ってこない
・自分が幽体離脱して外側から自分を見つめているような感覚になる

という状態でした。当時は病院に行くという考えもなく、思春期で友達や親にも言いづらく、当時の彼氏に暴力?DV?を受けていたので、誰にも言えずそのまま大学生になりました。

その彼氏とは無理やり縁を切り、大学生活は良い友達に恵まれ、まずまず平和に過ごせました。しかし社会人になった今、高校生の時のトラウマが時々よみがえり、「私は社会不適合の役立たず」「消えたい。いる意味がない」という思考がふと湧いてくるようになりました。

この暗黒期は世界が灰色に見えていて、今よりも生きづらかったので正直この精神状態に戻りたくはありません。これは危険信号かもと思いました。

また休職前に益田先生のYouTubeチャンネルをよく視聴していました。動画内で「食事、睡眠に支障が出たり、死にたいと思い始めたら休職・受診のサインだ」というようなことを仰っていたので、個人的にはその考えも参考にさせてもらいました。

今思えばこの暗黒期にこそ病院に行くべきだったと思います。うつ病に近いのではないかと思うので。同じような状態の方がいたら病院に行ってください。(私は昔行かなかった事で頭の働きが鈍くなり後悔しています。)

家族に迷惑をかけたくなかった

3つ目の理由がこれです。私の父は頑張り過ぎる人で、仕事で無理をして酒を飲み泥酔し、時々家族に迷惑をかけます。父を反面教師にして、自分はパートナーに対して迷惑をかけたくはないと思いました。

父は父としてのプライドや生活費のこともあったと思います。でも娘としては、父が幸せでいてくれればそれで十分です。頑張るべき時も人生にはありますが、健康や家族関係を壊すほど頑張るべきなのか…事情が人それぞれなので難しい所ではありますが。

結果:休職したら気持ちが軽くなった

周りには同じように体調不良を抱えながら頑張っている同僚も多いので、自分だけ休むのはとても気がひけました

ですが、頭痛や不眠が前よりは和らぎ、気持ちも少し軽くなりました。

器用に生きられなくてもどかしいですが、まずは色々忘れて休む事にします。

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