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現代のギャングエイジから考える、子どもとの関わり方

私の末娘が、ただ今ギャングエイジと呼ばれる時期を迎えています。

友達関係、それに付随して今はママ友付き合いも
自分の子どもの頃とは変わってきているなと個人的には感じています。

そもそもギャングエイジってなに?

ギャングエイジとは、子どもの発達の特徴の一つです。
だいたい小3〜小4くらいに見られるものらしく

親より友達
先生より友達

と、友達や仲間を大事にし始めて
集団で遊んだりする時期のことを言います。


●ドラえもんの、学校の裏山で遊ぶのび太やジャイアン達

●コナンの少年探偵団

みたいなのがわかりやすいイメージなんじゃないかな?と思います。

どちらも

大人には知らない世界

が、そこにはあります。

昔と今と時代が変わった

昔に比べると、物騒な世の中です。

子どもだけで遊ぶ

という事がなかなか難しくなってきてる時代といっちゃえば、そうかもしれない。

時代のせいで仕方ないこともあるのはもちろん大前提ですが、

親がどこまで関わるべきなのか

親が見直す事も
必要なんじゃないかな、と私は感じてます。

そのバランスってすごく難しいし
その家庭によって、子どもによって違うとは思いますが、

過干渉、心配症な親が多いなと思うことが多々あります。


反抗期のない子どもが増えている

思春期になると、子どもは反抗期を迎えます。

反抗期というものは、出方に個人差はあっても、基本的には誰でもあるもの。

現代は、その反抗期のない子どもが3〜4割も増えてきているんだそうです。

穏やかな子ももちろんいるので、気付いてないだけで反抗期を迎えていた、なんて子もいるようなのですが

心理面では、何かしらの変化があるはずです。


この時期に、子どもは自分のアイデンティティを
どんどん確立していきます。


そして、

親の意見と私の意見は違う
‼️

という事を、アピールしたりしながら
親から自立していく。


そうやって、自分をもっともっと広い世界に表現していきます。

で、その基礎となってくるのが
ギャングエイジです。


このギャングエイジにになれない子
増えてきている、という事です。

子どものギャングエイジは一度きり

塾や習い事が多くて、なかなか遊ぶ時間がとれなかったり、
不審者や、物騒な事件も多いので
なにかと心配してしまう気持ちはわかります。

でも、子どものこの時期は一度きり。

大人がどこまで
このギャングエイジを理解しているか
で、子どもの心は大きく変わるかもしれません。

できる範囲で、なるべく見守ることが
大人としての役割ではないかなと思います。

例えば、

  • 子ども同士の世界に、あまり干渉しない。

  • 子ども同士のトラブルがあってもよほどのことがない限りは、見守る。

  • できない事に、すぐ手を貸さない。

  • 思う存分子ども同士で遊ぶ時間を作ってあげる。

など。

少し離れたところで見守る事も親の役目。

どちらかと言うと、

子ども同士のトラブルで、子どもはケロッとしていても、その問題を親が聞いて、親が耐えられなくてどうにかしたい、と思っている事も少なくない🥲

親だって、
子どもがいうことを聞かなくなってきて困惑すると思うし、トラブルがあって何かに巻き込まれるんじゃないか、と不安になる気持ちはあるのはわかります。

でも、それも大事な発達の
段階なんだと知れば、少しは心にも余裕が出てきませんか?😊


もうちょっと、

子ども同士で問題解決させたげて〜!

と、言いたかったわけです。



ある程度の年齢がきたら、子ども自身で問題を
解決できるんですよね。

もしそこで、子どもが助け舟を出したら親が関わればいい。
その大きい器ってめっちゃかっこいい✨と思いませんか?


私もそんな親になりたいです☺️

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