見出し画像

母性と父性②オスゴリラの父性を見習おう

前回①では、
小説『母性』に絡めながら

家庭には、母性と父性が必要
1人でも複数でも使い分けることができるよ!
という内容でした。

今回は父性についてちょっと詳しく書いていこうかなと思います。

前回の記事はこちら↓💁‍♀️


人間の祖先、類人猿の代表格でもあるゴリラ🦍

オスのゴリラの父性について研究されたこともあるそうです。

この前動物園で会ってきたゴリラさん。
もう、仕草がほぼ人間でした🤣

私より先輩🫣

オスゴリラ的父性とは?

オスとメスの間に子どもが産まれたら
半年間は、お母さんと赤ちゃんはずっと一緒で離れない期間があります。

その半年間、お父さんは母子を守る役目をするそうです。

敵から母子を守ったり
お母さんが安心して子育てに集中出来るように
お父さんがサポートをします。

そして、子どもが大きくなってくると
今度はお母さんを離れ、お父さんと一緒に過ごすようになります。

お父さんが遊び相手になったり、友達と遊ぶのを見守ったりします。

お父さんゴリラは、寛容で受容的。
自分の子どものように他の子ども達とも接します。
そうやって、体が大きくて怖い父でも、子どもは安心してじゃれたり、遊んだり出来るんですね。

※逆に、お母さんゴリラは、自分の子どもを優先するそう。

そうして、ゴリラの子どもは遊びのなかで
社会性を身に付けて行くんですね。

そして、もっと成長していくと
自分の子どもを集団から追い出します。

これが自立、です。

安全基地から外の世界へ

母性は、いわば愛着のベースとも言える
心の安全基地を育みます。

ゴリラの母子が半年間離れない、と言うのは
まさにそこのベースを作っている期間なんですね。

もちろん、このベースがありきでの話。
安全基地を作ることがまず第一。

父性とは、その安全基地から今度は
外の世界へ連れ出す役割になります。

ずっと安全基地にばっかりいたら
社会性が身についていきません。

ずっと母子べったり、と言うのは
やっぱり健全ではない事なのですよね。

父性は厳しいだけではない

父性、とか
お父さんって聞くと

厳しいイメージかもしれません。

ですが、さっきのゴリラはどうだったでしょう?

子どもと遊び相手になるような、親近感がなければいい父性とは言えないんですね。

男らしいのが父性、ではありません。😅

怖すぎるのも、立派すぎるのも、良くない。

もちろん、しつけや社会のルールを教えていくことはします、悪いことをしたら叱ります。

必要なことを教える、と言うのが父性であって
ただ怒ることが、怒鳴ることが
父性ではないんですね。

最終目的は自立

なんとなくわかったと思いますが

父性とは、母性から引き離し
集団から追い出し

最終的には、独り立ちさせる

というのが役割です。

いつまでも父親を超えられない
いつまでも母親と離れられない

と言う背景には
父性の不在も関係してるのかもしれません。

そして
現在片親で子供を育てている人✋🏻

前回も言ったように

母性も父性も、
誰が役割担当してもいいわけで

例えば、おじいちゃんおばあちゃんに父性的な関わりをしてもらったり

身近に父性的な人がいたらその人にやって貰えばいい。

母性がもともと得意じゃなくて
父性的な関わりの方が得意なお母さんもいるたろうし✨

そしたら、お父さんや、おじいちゃんおばあちゃん、はたまた保育園の先生とか、幼稚園、学校の先生とかに母性的な関わりをしてもらうって言うのもひとつの手。


仕組みを理解して
上手く活用していきましょう😄

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?