フォローしませんか?
シェア
前回、よくありそうな心筋梗塞のシチュエーションを2つの状況と、その時の対応を提示してみました。 では、どの様な対応が正解なのでしょうか? それは、『時と場合による』が正解です。 ①と②の状況を出しましたが、①は”急性期医療等における急性型”。②は”高齢者等の慢性型(呼吸不全等)”に対応しています。 いまの日本では、①の、中年で普通に社会生活していた人が急に心筋梗塞を発症した時には、治療に躊躇する人は居いないと思います。 可能な限り、すぐに心臓カテーテル治療を
死はいろんなかたちがあります。 そして、多くの人が医療機関で亡くなるので、亡くなる前にはほとんどの人が医療行為を受けます。 では、どんな医療行為を受ける(する)かは、誰がどうやって決めるのでしょうか? 問題です。 ①52歳。喫煙者。数年前から健康診断で、医療機関での精査を勧められていたが、受診していなかった。 今回、急性心筋梗塞で救急病院に搬送。 ②83歳。数年前に脳梗塞で、ほぼベット上の生活。簡単な返事程度は可能。今年になって誤嚥性肺炎を繰り返している。 今回、
繰り返し 前回『死のかたち』で書きましたが、人の死の経過には4パターンあります。 ただ、よく考えてみると、結局は2パターンなのかと思います。 ・急に亡くなる、”急性期医療等における急性型” ・悪くなったり、良くなったりを繰り返していく、”高齢者等の慢性型(呼吸不全等)” この2パターンです。 今回は、高齢者等の慢性型(フレイル、認知症等)(右下黄色グラフ)パターンを考えてみようかと思います。 フレイルという言葉があります。 これは、フレイリティ(Frailty