見出し画像

2023年6月に読んだ本

6月は本を1冊読んだ。
(5月は途中まで読んだ本が2冊あったが、読了できなかった。)

伝わる!文章力が身につく本

著者: 小笠原信之
記載日: 2023-06-18

仕事上、コードレビューでの指摘や Wiki の記載など、文章を書く機会が多いが、文章の書き方を体系的に学んだことがないため、いつも苦労して文章を書いている。何かいい教材がないか、と悩んでいたところ、 ある Qiita の記事でこの本が紹介されていた。

この本では人に伝わる実用文の書き方のコツが80個もまとめられている。助詞の使い方のような細かい、しかし重要なテクニックから、文章の組み立て方まで、文章力を上げるのに必要な要素が詰まっている。
中には賛同できないテクニックも紹介されているが(カタカナ語を使わずに日本語で書く)、学ぶことの多い本だった。
自分が普段書きがちで、これから活用したいテクニックは、「~だろう」を多用しないことだ。

「だろう」の使いすぎは根拠のなさの表れ

まさにその通りで、調査を十分にしておらず、確信がないため、「だろう」を使いすぎてしまう。あきらかな事実であれば「だろう」を使わずに断言し、根拠がない事柄については調査して断言できるようにすることを、今後は心がけよう。

この読書メモを書いてみてわかったが、この本は実際に文章を書くときに手元に置いておくべきだ。一度読んで終わり、というものではない。上の文章の結びに「~たいと思う」と書こうとしたが、「この表現は良くないと指摘されていなかったか」と思い出し、本を読み直して修正した。早速学んだコツが活かされている。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?