ドラフト2021 3巡まで考察 セ・リーグ

はいどうもこんにちは。みしマンでございます。本日のお題はこちら!ということでね。それではこちらを、捌いていくっ!(早く本題に行こうとしすぎて焦っているようです。とりあえず、サラスカさんが動画にしてくださった回の動画のリンクを貼ります)

🐹横浜DeNAベイスターズ🐹

2巡目はほぼ確実に古賀悠斗(中大)ではないかと思っています。誰がメインなのかも分からない一軍捕手争いが起きており、刺激を与えるならここです。DeNAは2巡以内に1人は、混沌とした一軍争いが起きているポジションの野手を指名して打開を図るドラフトをしており、今年はまさにそれが捕手であるといえます。上位で大社捕手を指名したのは嶺井博希の時しかありませんが、神里和毅の2位指名の際も前例が思い浮かびませんでしたから特に気にしなくて良さそうですし、身長172㎝の東妻純平を指名しているので174㎝の古賀悠斗の指名も特に問題はないと考えられます。

3巡に関しては、サラスカさんに送った資料では、まだ達孝太が残っていたので名前を入れましたが、大和の遊撃守備力の衰え、宮崎敏郎がFA移籍した際はサードに牧秀悟を移す可能性などを考えますと、守れる大社二遊間が必要かなと思いますので、上川畑大悟(NTT東日本)池間誉人(日本製鐵鹿島)らを指名するのかも。なお、4巡と非常に近いので、彼らを4巡にして3巡で違う指名ポイントを補強する可能性はあり、そうなると昨年同様、高校生の上位指名がある気がします(達孝太もその理由で指名したのはあります)。その場合、指名ポイントとなりそうなのは長身右腕外野手ですので、前者なら達孝太や柳川大晟(九国大付)ら、後者なら前田銀治(三島南)らになりそう。もしリリーフ補強を目論むなら、先発起用も睨んで吉村貢司郎(東芝)の指名もアリ。なお、外野手の人数が不足している状況ですが、外野手を上位指名することは稀なので、指名するなら下位になるのではと思います。

🐉中日ドラゴンズ🐉

右の強打者(恐らく外野手)の指名が必要と各メディアが報じています。サラスカさんの資料の時点では山田龍聖に入札しそうかなと思っていましたが、現時点で1位候補にさえ挙がっていないので、入札で正木智也らに行きそうな気配。そうなると2巡目は、ここ数年の❶上位2枠で大社と高卒❷投打それぞれ指名❸大卒社会人は基本的に指名しない、という傾向を踏まえると高校生投手ということになります。高卒右腕の2年連続上位指名は20年ほど無いので、恐らく左腕かと。加えて、上位指名の投手の大半が身長180㎝以上という過去の例を考えると、松浦慶斗(大阪桐蔭)石田隼都(東海大相模)といった名前が挙がって来ます。ただ、今季10先発以上した先発投手で、QS率が50%以上の人数が3人にとどまるため、大社先発が必要という声もあるでしょう。その場合は左右に拘らないでしょうから、北山亘基(京産大)松井友飛(金沢学院大)といった面々が選ばれるかもしれません。

3巡目ですが、ここ5年、上位指名で高卒内野手が指名されている状態です。中日の3巡まで残るような候補となると限られるでしょうけど、正直、そこまで残りそうな面々の中で、上位候補と言えそうな内野手は見当たりません。そもそも、根尾や石川など、(準)地元選手が内野手だったのでそうなっていただけという可能性もあります。サラスカさんに送った資料では、阪口樂を指名しようとしていたものの先に指名されたので吉村貢司郎(東芝)で代替という想定の予想をしました。もし阪口樂に拘るなら2巡目に持ってきて3巡で大社先発という可能性も出てきそうですが、その場合は先にも挙げた松井友飛になるかもしれないですね。上位濃厚な先発は既に指名されていそうですから。

🎏広島東洋カープ🎏

この球団も右の外野手の指名を目指しているようです。カープは上位指名ですと、身長180㎝(できれば185㎝)以上で、かつ、50m5秒台というフィジカルスペックのある野手を好むので、そうなるとブライト健太(上武大)が当てはまります。高卒でそれに該当する野手となると見当たりませんが、身長185㎝の吉野創士(昌平)が選ばれるかもしれません。ただ、どちらもカープの2巡目より先に指名されている可能性があるので、場合によっては彼らを外れ1位に回し、2巡目は大社先発という代替案もありそう。そうなると、最近かなり成功を収めている左腕指名に傾くと思います(今年の市場を見ても右に拘る理由はないです)。桐敷拓馬森翔平(三菱重工west)といった名前が浮上するのではないでしょうか。

3巡は殆どの年が投手指名。Bクラスの年でも1-3巡のうち1人は高校生というケースが多いので、2巡目までの指名状況により狙いが変わる可能性はあります(昨年は1-3巡とも大社という珍しい年でした)。ただ、高校生と考えた場合、右腕の上位指名はうまくいっていない例が多く、かといって左腕も正直ピンと来ません(1巡や2巡で指名しているなら尚更)ので、三浦銀二(法大)あたりの大卒右腕に落ち着くのではないか、と思っています(大社右腕を13年連続で指名している球団ですし)。仮に高卒右腕なら、竹山日向(享栄)市川祐(関東一)あたりでしょうかね。

🐇読売ジャイアンツ🐇

1位・2位とも投手を指名するという方針が編成から出ていますので、2位は投手でしょう。先発ローテも厳しいので恐らく大社投手。巨人のこれまでの指名傾向を考えるなら、北山亘基や、鈴木勇斗、あるいは(残ってないと思いますが)廣畑敦也といった面々になると思われます。左腕は正直、あまり指名しませんが、今季は高橋優貴が活躍したこともあり、めぼしい先発がいないのに右に拘るようなことはしないでしょう。巨人は低身長左腕でも気にしないので、鈴木勇斗もですし、残っていれば黒原拓未でも問題はないと思います。

3巡に関しては、サラスカさんに送った資料では有薗直輝と予想(表の誤りに気づけず修正依頼を出せませんでしたが有薗が正しいです)しましたが、二軍サードに秋広優人が定着しつつある現状、有薗が残っていたら指名する可能性もありますが、彼が残っていなかったら無理に高卒サードを上位指名することはないでしょう。3巡目に関しては、優勝する・しないで高校生or大社になるわけでもないようですし、他の法則性も、外野手は指名しないことや、ほぼ全員身長180㎝以上というぐらいしか見えてこないですが、ここ3年連続で高校生を3巡指名していますし、有薗がいなかった場合は高校生投手かな?とフンワリ予想します。身長180㎝以上の左腕の指名を避けている感はありますので今年の市場を考えると左腕はなさそうですが、大型右腕に関しては問題なしなので、黒田将矢(八戸工大一)山本大揮(九国大付)あたりをセレクトしてくるかもしれません。

🐅阪神タイガース🐅

梅野隆太郎がFAを迎える捕手は指名ポイントになりそうですが、上位で捕手を指名することは稀なので除外。サラスカさんに送った資料では2位も3位も投手と予想しましたが、1-3位が全員投手というドラフトはここ13年間で一度もないので、2巡か3巡のどちらか(あるいは両方)は野手になると思われます。糸原健斗を直撃するなら池田来翔(国士舘大)というパターンはありそうで、あるいは将来のサードとして有薗直輝を指名する可能性もあると思います。投手に振った場合、昨年同様、大社投手になりそう。阪神は大社投手に関してはロマンに振りすぎた指名が目立ちますが、昨年の伊藤将司が影響を与える可能性も。現実的には、森翔平桐敷拓馬あたりが指名されそうなラインでしょうか。

3巡に関してはセンターラインか投手という傾向がハッキリあり、先に挙げた投手の傾向を考えると、及川雅貴の成功により自信を得て、大型左腕である松浦慶斗石田隼都の指名に動くかも。長谷川稜佑(青森大)の可能性も考えましたが、昨年の佐藤蓮とあまりにも重なってしまうのでナシかなと思います。野手と考えた場合、井上広大と年齢が近くない範囲で、一軍の外野に刺激を与えられる存在として向山基生(NTT東日本)を指名するパターンもあり得ますが、阪神が指名する大卒社会人野手は左打者で身長180㎝未満という共通項があるので、向山はリスト外かもしれません。

🐧東京ヤクルトスワローズ🐧

サラスカさんに送った資料では1-3巡すべて投手と予想しました。捕手は基本的に高卒で揃えていく球団で、昨年は内山壮真を指名しているので除外。外野手を上位指名することは稀ということを考えると、指名されるなら内野手。なぜか近年は内野手の左打者縛りが続いているので、ありそうなのは阪口樂でしょうか(大学生野手の上位指名もかなり少ないです)。残っていない場合は投手に切り替え、北山亘基徳山壮磨(早大)長谷川稜佑あたりの大卒右腕を2-3巡で狙うのかも。大社右腕を12年連続で上位指名していますし、左腕の上位指名には積極的でないように思いますが、今年の高橋奎二の活躍に影響を受け、方針転換するかもしれません。

3巡は外れ1位が大社右腕だった場合、高卒投手になるのではないかと思います。右なら竹山日向(享栄)あたり、左なら秋山正雲(二松学舎大付)泰勝利(神村学園)らを指名しそうな予感。ですので結果的に、1-3巡が全員投手という指名になるケースは十分にあります。野手は4巡以降で指名することが多く、それでも成功してきた球団です。

おつかれさまでした!

今回はセ・リーグ6球団の上位指名について考察してみました。こちらも、とても難しく、傾向を踏まえて予測しようとしても、なかなかピンとこないものがありました。それでもなんとか、自分としては納得できるものができたと思います。

本日はドラフト前日。夜にはウェーバー順も決まり、各球団の入札公言も増えてくることでしょう。1年に1度の祭りです。ずっと追いかけてきた人も、当日に何とか追いつこうとしてる人も、みんな楽しめる1日はもうすぐそこです。それでは、ご完読ありがとうございました。バイバイ!

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