南インド(マイソール)への旅①
旅のはじまり 1日目
初日の大移動(計22時間ほど)
2024年7月5日(金)初日
三島(静岡県)⇒ 成田空港 ⇒ ニューデリー ⇒ ベンガルールへ大移動日!
Air India AI307便 成田 ⇒ ニューデリー(インディラ・ガンディー国際空港):9.5h
Air India AI521便 ニューデリー ⇒ 国内線 ⇒ ベンガルール(ケンペゴウダ国際空港):2.5h強
成田からベンガルール(ケンペゴウダ国際空港)までの直行便もあるが、今回は、乗り継ぎでの移動プランでした。
三島⇒成田空港(空港第二ビル)
朝、6時過ぎに主人に車で三島駅北口へ送ってもらった。
京成スカイライナーへの乗り換えは、一般的な上野駅で
乗り換えるよりも、日暮里駅で乗り換える方がスーツケース転がしての移動には楽なはず・・・
と相方(主人)のお勧めあり。
三島6:37発 JR東海道本線 上野行に乗る。
東京8:58着 山手線へ乗り換え、日暮里駅へ。
そこから、京成スカイライナーに乗り換え、成田空港(空港第二ビル)へ向かう。
確かに・・・日暮里乗り換えは、歩く距離が短くて、楽ちんだった。
いつもながら、相方の適切なアドバイスに感謝💗
京成スカイライナーは全席指定の特急列車なので、乗車券(もしくはICカード)とライナー券が必要。
前日、ライナー券はネット購入済。
スカイライナーの改札でスマホの予約画面を駅員さんに見せ、
自動改札口にてSUICAをタッチして入場した。
東京から静岡に引っ越して、20年ほど。静岡では、いつも車移動なので、公共交通機関を使うときは、ちょっと緊張してしまう・・・。
日暮里駅のホームはスーツケースを抱えた人が多く、テンションが上がってきた。
空は、青く、空気は暑い・・・。
インドはもっと暑いのか?
日暮里09:45⇒10:21着
ネットライナー券1300円
日暮里から空港第二ビルまで36分。
空港第二ビルでSuicaで改札を出ようとしたら、残念かな、残高不足。
チャージ機でチャージしようとするが、今回、財布をミニマムにして、お札をたたんだせいで
先がまるまり、お札が詰まり、エラー(涙)発生😭
駅員さんを呼んでのプチ騒動となった。
集合時間は11:20 まだ1時間ある。早めに行動しておいて、正解でした。
成田空港にて
成田空港 第二ターミナル3階出発ロビーで集合場所指定の【T】カウンターを確認。
その後、エスカレーターで1フロア上がり、セブンイレブンでカフェラテを購入。
奥にある滑走路が見渡せるベンチが空いていたので、そこに座り、今回一緒に参加のさっちゃんに連絡。
(春に、ベトナムに行った時も、ここで休憩してたな)
さっちゃんは、ヨガのTTCを共に受けた大切な仲間。今回、そんな友達とこのヨガ旅に参加できるのが、嬉しい😆
さっちゃんは、前日、車で富士宮から成田入り。
駐車場無料のホテルにうまく宿泊できたとのこと。
ちょうど到着したようで、セブンイレブンにて合流。
二人でプチお茶をしながら、
再会をお祝い♪
集合時間が近くなったので、
集合指定の【T】カウンターへ。
特に集合している気配なし。
各自で手続きを行う模様。
カウンターの列に並びながら、同じツアー参加と思われる方々に
軽く、ご挨拶をした。
それぞれ、Air Indiaチェックインカウンターで搭乗手続き、荷物の預け入れを行う。
さっちゃんと隣にしようと、スタッフに依頼するが、今回の便は殆ど埋まってて、二人並んでは難しいと言われる。
そうかぁ・・・到着したら、集合時間を待たず、すぐにチェックインすべきだったんだな。
まぁ仕方がない。その分、映画観たり、本読んだり、休んだりと機内ではゆっくり過ごそう。
手続き後、まだ搭乗まで1時間ほどある。
機内食までの時間を考えて、二人で中華レストランへ。
私は、五目あんかけ焼きそばを頂いた。
朝から、まともに食べてなかったので、食事が美味しい。
機内食から始まるカレー祭りに備え、最後の日本での食事を楽しんだ。(でも中華😆)
さっちゃんは、細身なのに、気持ちよいくらい、しっかり食べる人。
さっちゃんの近況や、今回の旅行に参加する経緯などなど
おしゃべりは止まらない。
さっちゃんは、私のヨガマットがスーツケースに入ったことに
いたく驚いていた・・・。
確かにヨガマットがスーツケースに入ってくれて、私も驚いてた。
我が家のスーツケースは、春に家族で出かけたベトナム旅行の帰りにタイヤが外れて、破損したため、処分済。
母からサムソナイトのワインレッド色の軽くて、大きいスーツケースを借りていた。
軽いし、取り回しもしやすいし、しっかり入るし、ほんと有難い。
Air India AI307便 搭乗
食後、手荷物検査、出国審査と済ませ、搭乗待合室にて待機。
搭乗手続きに入り、いよいよ搭乗する。
インドの客室乗務員さんが「ナマステ」と合掌して挨拶してくれた。
一気にインド感アップ。
機内の香りがスパイシーに感じるのは気のせいではない。
すでにここからインド・・・。
私の席は、20F 通路側。窓側が好きだけど、ロングフライトは、
トイレの移動も考えると、通路側も悪くないよね。
よかった。
飛行機は、ほぼ満席状態。
シートは、若干古目でスペースも広いとは言えないけど、
十分に許容範囲。
とにかく無事に飛行してくれれば、文句はない。
機内エンタメ
飛行機の中で機内エンタメとして、映画「プリティウーマン」を観た。
リチャード・ギアとジュリア・ロバーツのアメリカ版シンデレラストーリー。
シンプルに楽しめた。
へ―こんな話だったのねぇ・・・
実は、初めてちゃんと観たのでした。
ジュリアロバーツが娼婦からどんどん装いが変わり、マナーを獲得、品よく、素敵に変化していく様に単純にワクワクした。
離陸後、1時間ほどしてか、機内食が配られる。
機内食は、NONVEGE かVEGEからの選択。
VEGEの方が人気なのか、既にVEGEは売り切れたようだった💦
自動的にNONVEGEが配布。
オクラとジャガイモのカレー
チキントマトカレー
クミンシード入りのライス
フルーツサラダ
パン・マーガリン
チョコレートケーキ(オレンジソース添え)
木曽の天然湧水
お米は、もちろんインディカ米のバスマティライス。
日本のお米に比べて、細長くって、丸みなし。
「世界で一番長い」お米なんだとか。
さらには、低糖質食材としても優秀とのこと。
そういえば、1993年天候不順による冷害で平成の米騒動があった。
当時、大学生だった私。
学食で人気のハヤシライスがタイ米になり、
なんだかパサパサしたお米が苦手だったことを思い出す。
でも、今、低糖質で健康的なんて言われると、
なんか美味しい気がしてくるのは・・・
歳を重ねて、健康志向になったのだな。
隣の席の日本人女性と会話。
彼女は、インドは3回目なのだとか。
今回は、仏教の勉強をされているお母さまとブッダにかかわる遺跡を周る予定とのこと。
ケン先生に私が挨拶をする様子を見て、声をかけてくれた。
「あの方は、ヨガの有名な先生なのですか?」と・・・。
説明すると、「後で検索してみます。」と嬉しそうだった。
9時間半ほどでニューデリー着。
インドに足を踏み入れた!
インディラ―ガンディ国際空港着
インディラ―ガンディ国際空港(ニューデリー)へに到着。
入国審査の手前には、様々なムドラの巨大オブジェがあり、
なかなかの迫力で写真を撮る人多し。
思わず、知っているムドラを探してしまう😅
ここから国内線で移動。
荷物を一旦ピックアップして、国内線に預けなおすという流れ。
しかし・・・さっちゃんのヨガマットが出てこない。他にも何名か荷物が出ない人がいて、皆焦る。ケン先生からも「荷物はあきらめてでも、まずは人を乗せないと・・・」と指示が出たとか。ツアー同行で世話してくださる松井さんが色々とサポートしてくださる。
乗り継ぎは、荷物などなどちょっと難易度が高め。サポートが有難かった。
心配していると・・・
全然違うところから、インド人空港スタッフが荷物をもって現る。
「一体どこから出てきたの?」
全員分の荷物もそろい、一安心もつかの間、急いで乗り継ぎ手続きへ。
何とか、無事に乗り継げ、ベンガルール空港へ向けて離陸。
隣の席になった同じツアーの由子さんとおしゃべり。
彼女は、IYC関係者ではなく、YouTubeで今回のツアーを知り、
申し込んだとのこと。
アシュタンガヨガは、今年の3月から始めたとか・・・。
とりあえず、バリバリのアシュタンギの方ばかりが参加者ではないことに正直、少しほっとした。
由子さんは、楽しい人でおしゃべりも弾む。
2時間40分ほどのフライト。こちらも機内食あり。
座ってばかりなのに、出てくるものは、拒まず食べる・・・(笑)
もはや、ブロイラー状態。
深夜にベンガルール到着!
0:05 ベンガルール空港(ケンペゴウダ国際空港)着。
(詳しい時間は覚えてない・・・)
インドのシリコンバレーとも呼ばれるIT都市なのだそうだ。
滑走路へ降り立った。
私たちを乗せてきた飛行機を生で全体像を確認できる。
夜にライトアップされた空港、機体にテンションが上がる。
外の空気がいきなりダイレクトに感じられるのもよい。
それにしても、涼しい・・・あれ、爽やかな感じすらする。
インドは暑い…といった単純なイメージとは打って変わって、
肌寒いくらい。
昨日の静岡は39.3度と猛暑でニュースになるくらい。
昨夜の三島は熱帯夜だった・・・
まさかのインドの方が涼しくて、ずーっと快適なのだった。
ベンガルールの最高気温は28度。
ベンガルールの気候は、デカン高原の南端にあり、標高が高いため、穏やかで涼しく、「インドのガーデン・シティ(庭園都市)」と言われているんだとか。
避暑地的な位置づけの土地でもあり、今回、私たちが訪れるマイスールも非常に過ごしやすく、治安もよいところらしい。
初めてのインドデビューには、最適なのでは。
バスに乗り込み、空港まで移動。
空港は、夜のライトアップでベージュピンクに輝き、美しい✨️✨️
え、なにこれ、すごいきれい・・・
完成したばかりの新しく美しい空港。(2022年11月公開されたとか)
ベンガルールのガーデンシティの伝統に啓発され・・・
「庭園の中のターミナル」として構想された、ベンガルール・ケンペゴウダ国際空港。
今まで見た中で一番美しい空港だった。
(大して知ってるわけではない💦)
竹を何層にも重ねてつくられた天井は、パビリオンのようでワクワクする。
第2ターミナル全体の仕上げには、アイボリーブラウンの花崗岩、
アンバーレッドのレンガ、伝統的な籐の編み物など、
地元で調達された素材が巧みに使われているのだそうだ。
観葉植物がたくさん空から吊り下げられ、なんとも癒される空間。
サブウェイやスタバなどなじみのお店あり。
おなじみの店でもカンナダ語(カルナタカ州の公用語)で
看板記載されると、全く違った趣に見えるのが面白い。
カンナダ語は、ドラヴィダ語族の中でもっとも古い言語の一つなのだとか。
ドラヴィタ族は、インド大陸の先住民族だという知識はあったので、
北から南へとアーリア人に追いやられた先住民族の人たちのことを
想像するに、興味深い。
ここは、南インドなのだなぁと感じる。
もちろん、さっぱり読めるわけでもないけれど・・・。
空港で白いジャスミンの花とオレンジのお花がアクセントの香り豊かな花輪を一人一人頂き、首にかける。
ここで初めてのツアー参加者そろっての記念撮影が行われた。
誰も欠けず、荷物も無事に到着したことに安堵。
(しかし、0時はとうに回っている・・・)
観光バス2台に分かれ、乗り込む。
夜中のインドの街中の景色。
初インドの私には、何から何まで興味深い。
細身ながら、身の引き締まった野良犬たちが3,4匹で集会?している様子に
なんとなく、なごむ。
そういえば、野良犬って日本じゃ見なくなった。
とはいえ、狂犬病は恐ろしい病気。
世界中で毎年59,000人の狂犬病死亡者がいるなか、
インドでは年間約2万人が死亡しているんだとか。
野良犬は、眺めるだけにしましょう。
長い移動の末、ホテル着
移動1時間ほどだったか、初日のホテルに到着。
鍵をもらい、部屋へ移動。
(人数も多いため、時間がかかったのは仕方なし)
翌日は、8時から朝食、9時半にホテルロビーに両替商が来るとのこと。
11時に出発するから、食後、荷物は廊下に出すよう指示あり。
シャワーを浴び、翌日に備える。
(シャワーヘッドは半分壊れてたが、お湯が出たのが救い)
洗面所の水道は、手ですくうと黒い砂利が時々混ざり、
色もとても透明とは言えない。
少し、濁って茶色っぽい。
これは、絶対口に入れちゃいけないやつ・・・。
気を付けねば!
歯磨きもコンタクトもミネラルウォーターを使う。
明日はまた移動。パッキングはなるべく崩さず。
初日は、洗濯はせず、とにかく寝た。
とにかく、ながーい1日目が無事終了。
(調子に乗って、細かく書いてしまった・・・
2日目以降、どんどん手薄になっていく気が今からする。)