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yamabra disk: Charlie Grey and Joseph Peach / A Breaking Sky
前作も本当に素晴らしかった、スコットランドの音楽家、Charlie Grey (Hardanger D’Amore:チャーリー・グレイ) とJoseph Peach (Piano, Harmonium:ジョセフ・ピーチ) のデュオによる5作目であり、ニュー・アルバム。本作もまた傑作です。 圧倒的に美しいアルバムです。荒涼とした景色が浮かぶようで、否が応でも郷愁を惹起されます。しかし思いを掻きむしられるような切実さを感じるのは僕だけでしょうか。僕の直感の過ちかもしれないけれど
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yamabra disk: Haroldo Bontempo / Indie Hippie Retrô Brasileiro
ストリングス・アンサンブルからちょっと脱力系の女性コーラスへと続くTr.1「Um Novo Começo」からその緩さがとても気持ち良いアルバムです。Haroldo Bontempo(アロウド・ボンテンポ)はベロ・オリゾンチのシンガー・ソングライター。 ブラジル音楽好きはこの手のヤラヤラ系ユニゾンはみんな好物だと思うけれど、彼の音楽にもかなり素朴系の女性コーラスがとても効いています。 全編とてもユルいし、この季節にフィットした気持ち良い、最旬なアルバムだと思います。本作は
yamabra disk: Dele Sosimi & The Estuary 21 / The Confluence LP
Dele Sosimi(デレ・ソシミ)は、かのFela Kuti率いるEGYPT 80のキーボード奏者です。彼はロンドン東部のハックニーで生まれ、4 歳で両親の故郷ナイジェリアに戻ったそうです。Fela Kutiの死後はUKを拠点としてソロ活動に専念していて、過去にEP等のリリースはあったものの、本作はなんとフルアルバムとしてはデビュー作なんですって。 しかしガチガチのアフロビートを想像していると、たしかにタイトなリズムや、ファンキーでソウルフルで強烈なグルーヴでもあるので