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知っておきたい!台所(キッチン)のハインリッヒの法則

台所(キッチン)は、火や水、電気を使い、におい、音、空気、ゴミ、採光、など環境問題が同時につまった場所です。他の居室とは異なり、最も安全に気を配って使う空間です。安全に安心して台所を毎日使うために、知っておきたい!法則があります。

●1:29:300

これは、キッチン空間だけでなく、どのような場面でも知られている「ハインリッヒの法則」別名を「ヒヤリハットの法則」といいます。危険を伴う現場や作業の時には、「ヒヤリハット」の会合や確認作業が行われていると思います。1つの重大事故の背景には29の軽微な事故があり、その背景には300の異常が存在する、というものです。この法則をキッチン空間で意識してみると、より安全にキッチンを使うことが出来るのではないでしょうか。

2列キッチン

●よかれと思って

特にコンロまわりには、危険がいっぱいあります。コンロ自体は、安全が保たれるよう機能的になっていますが、使う側のちょっとした油断や「よかれ」と思ってやっていることに、実は危険が潜んでいることがあります。

たとえば、コンロ周りに出してある調味料類、はコンロからの熱でボトルが柔らかく温まっていたり、ラベルがはがれていたり、私もそんな経験があります。またフードまわりにかけてあるフキン、フードの上にインテリアの装飾、電源から這っている延長コード類など、動いているときにひっかけたり、予期しない地震のときに落下することを想像してみると、「よかれ」と思ってやっていることが、思いもかけない事故に通じることがあるかもしれません。キッチン空間だけでなく、普段の生活の中でも意識して、知っておくことで未然に事故を防ぎ安心、安全な暮らしを送ることができます。

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