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カフェ開業を目指す私が読む本【スナック キズツキ】

行きつけの喫茶店があります。
毎週末、同じ席で同じコーヒーと
ビスコッティを頼んで、本を読みます。

もう自分の暮らしに
なくてはならない時間になっていて
大切なリフレッシュタイムです。

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いつもは本一冊、
千円札とスマホだけ持ってお店に行くのですが
その日に持って行った本が
あと数ページだったため
あっという間に読み切ってしまい
お店にある本を読むことにしました。

この喫茶店には店主の方が
本棚やテーブルの上にに沢山の本を置いています。

ふと目に入ったのが、
スナック キズツキ/益田ミリさんの本です。


店主はお酒が飲めないので
スナックなのにアルコールは出さない。
そんな路地裏のスナックで
傷ついて、傷つけて、生きてる
様々な人物が描かれています。

登場する人物はみんなそれぞれちょっとずつ
不安や悩みを抱えていて
それをスナックのママが
ちょっとおかしいけど
スッキリしちゃう様々な方法で
背中を押すというコミックエッセイです。

なんだかもやっとした気持ちを
スッキリ吐き出した人たちは
少しだけ心が軽くなって帰っていきます。

その姿が自分が描くカフェにすごく合っていて
とても共感しました。


毎日なにかしら
ネガティブな出来事や感情は起こります。
やり切れない気持ちになったり、
ちょっとしたことが気になって
頭から離れなくなったり。

そんな時はまっすぐ家に帰らずに
ちょっとどこかに寄って
いつもの自分に少し変化を与えて
気持ちを切り替えたくなります。
そんな時に寄り添える場所が
あったらいいなと思いながら開業を目指す日々です。

この本の店主のようになりたいな
と思いました。


土曜日にこの本を読みはじめたのですが
最後まで読みきれず、続きが気になって
2日連続で喫茶店に読みに行きました。

店主の方に
『読みきれない本がありましたか?』
と聞かれて、この本だと答えると
『ゆっくり読んでいってください』と言われました。
そんなやりとりもカフェでの好きな時間です。

益田ミリさんの本はとても好きで
何冊か読んだことがありましたが
これがいちばん好きな本になりそうです。

今日もお読みいただきありがとうございました。

MISAKI




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