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断乳記録その1


三度の飯よりおっぱいが好き、というかおっぱいがあるから三度も飯は要らねぇ、そう思っていそうだった娘、2才2ヶ月で断乳しました。

きっかけ

いろいろあるのだけど、この夏家族でコロナになって、自分が高熱の中おっぱいあげるのがまあ辛かった。あとは授乳の睡眠不足のせいか、ホルモンバランスなのか、イライラすることが増えてきたのも大きかったです。
さらに娘が二歳になり、そろそろきょうだいも…と考え始めたときに、きょうだいを妊娠したから、という理由でおっぱいをやめさせることになるのが個人的にすごくイヤでした。だからもし断乳するにしても、娘と自分だけの状態でしたい、と思っていました。
ただ、おっぱいが何よりも大好きな娘に対して、飽きるまで好きなだけ飲ませてあげたい気持ちももちろんあり…とても葛藤しました。

最終的に心を決めた要因は、お世話になってる占い師さんに断乳の相談をしたときのことです。
娘にとって、おっぱいを飲んでいることはもう「サイズの合わないTシャツを着てる感じになっている」と占って教えてもらい、さらに「授乳していることの喜びが何割でストレスが何割?」と占い師さんに聞かれて、「3:7」でストレスと答えていました。これは自分でも驚きました。笑  私にとっては喜びというより娘が欲しがるからあげている、という完全に受動の状態になっていました。

断乳を決意し方法を検索

よし、じゃあもうやめよう、と断乳を決意したわけですが、数えてみたら1日に8回くらいおっぱいをのんでいた娘、一筋縄でいかないであろうことは目に見えています。夜間だけの断乳も考えましたが、全くなくならなければずるずるとあげ続けてしまうだろうと思い、意を決して一度に完全断乳することにしました。断乳に際しての親の体力消耗を考慮して、「約1ヶ月後の三連休初日」にその日を決めました。

そうと決まれば方法の検索です。
卒乳をするための絵本があると知り、Amazonで購入。

実はもう一冊、その界隈ではわりと有名であろう同じタイトルの絵本も買ったのですが、完全に内容が母向け(母だけが感動して泣くやつ)だったので返品しました。
この絵本は内容がカラリとしていておすすめ。「おっぱいバイバイ」する動物さんたちが数種類出てきたあとに、赤ちゃんの絵が出てきて、名前の部分を自分のこどもに当てはめて読めるようになっています。ただお座りできるくらいの「赤ちゃん」の絵なので、娘的に親近感が湧いたかは微妙です。笑

はじめは寝る前にこの絵本を読み、そして授乳して寝るを繰り返していましたが、そのうち読んでほしがらなくなり…
仕方がないので、絵本に手書きのカレンダーを張り付けました。


娘の好きなパウパトシールを100均で買いました。

これが結構効果的だったように思います。

はじめは「もうすぐおっぱいバイバイだよ」と言っても首を振っていましたが、後半は頷いてくれるようになりました。
あとは、パウパトロールが好きな娘に「今はおっぱいのんでるから赤ちゃんパウパトロールだけど、おっぱいバイバイしたら晴れて!おねえさんパウパトロールの一員になれるよ!!!!」と説明もしました。これがとても嬉しかったようで、少し前向きになった気がします。笑
この頃タイミングよく、娘の「お姉さんになること」への憧れが強くなっていたのも大きかったです。
このカレンダー、娘だけじゃなく私にも効果的でした。断乳させると決めたものの寂しいものは寂しいので、期限が目に見えることで自分なりにも心の準備期間がもてました。

親側の意識を変えるためにやったこと

私と夫はアクセスバーズというエネルギーワークの施術資格を持っているのですが、これが決まりきった思考回路や思い込みのエネルギーを変化させることに長けています。
今回断乳するに当たって、私のなかで「そうはいっても娘はおっぱいをやめられるはずがない」という強い強い思考、決めつけがあり、(そりゃ1日に8回ものませてりゃそう思いますよね笑)その思考を少しでも和らげるべく、夫に施術してもらいました。施術後は「なんとなくいけるかも」と思えるようになり、「そうはいってもさみしい…」というような後ろ髪引かれる思いも多少断ち切れたと思います。

余談ですが、断乳させることは私にとっては「彼氏と別れることを個人的に決めてから別れを切り出すまでの期間」にすごく似ていました。笑
もちろんまだ好きな気持ちも楽しい思い出もあるけど、もう決めた!みたいな。そのくせ日々心は揺れる、みたいな。伝わるかな。笑

そんなこんなを1ヶ月ほど過ごし、ついに断乳の日を迎えました。

長くなるので記事を分けます。


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