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私のライフハック1~家計簿編~

 新年を迎えて初めてのお出かけは、たいてい毎年バーゲンである。おしゃれ大好きムスメちゃん(中学生)と予算を決めて、四条あたりのお店をうろうろする。年齢の割にずいぶん小柄ながらもすでに大人もののお洋服も着られるようになってきていて、「うわー、なんだか大学生のお姉さんみたい!」ってビックリするようなチョイスをしたりして感慨深い。そんでもっておかーさんとバーゲンに行ってくれるなんて、きっとあと1年かそこらだろうなと思うと、寂しいやらなんやら。

 一方お洋服に全然今関心のない私はバーゲンへ行っても何も買わず、新年真っ先に買ったのは・・・

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 無印の小さい財布。たぶん旅行用。990円也。5%還元施策につられて急速にキャッシュレスに移行した結果、重くて大きいお財布に意味を見出せなくなってしまった。これはスマホよりも小さいサイズのミニマム財布だけれども、今のところ何の不便もない。ゴムバンドが使いにくいっちゃ使いにくいんだけど、いちいちかけるのが面倒くさいので使わずにスルーしている。ポリエステルの財布だし、その内擦り切れてくるんだろうなぁと思っているので、もしみなさんが使っているミニマム財布でよいものがあったらぜひ教えてください。

 pay系で何を使うか色々迷ったのだけれども、今私がスマホで使っている電子マネーはsuicaとLINEpayとPayPayである。私の行動範囲が狭いせいもあると思うけれど、今までこの3つがあれば支払いに困ることはなかった。使い勝手で言ったらsuicaが断トツだけど(ロックしたままのスマホをかざすだけでOKって、最初ものすごく感激した。改札を初めて通る時なんて、半信半疑だったよ。)、近所のスーパーがpaypayしか使えなかったり、paypayが使えるお店が多いということもあって、頻度でいったらpaypayを一番よく使っている。もはやスキャンして金額入力ってすごい面倒くさく感じてしまうけど。そんでもってLINEpayをお店で使うのはpaypay以上に煩雑だからほとんど使わなくて、専ら夫婦間で「ガソリン入れてきたから(家計から)お金ちょうだい。」「あいよー。」っていう感じで、送金&受け取りに使っている。ウォレットから金額入力して、送金相手を選んで送信するだけでお金(的もの。厳密にいえば。)を送れちゃうからとってもラクチン。今までは夫婦間でしか使ってなかったんだけれども、手作りの小物を購入した時に初めて遠方の方にLINEpayで代金を送金させてもらった時には「おお!」と感動してしまった。振込手数料かからないから、経済的でもある。

 そんなふうに電子マネーを使うようになって、何にイラつくかといったら「レシート」なるものの存在だった。スマホで決済をしたらお財布を出さなくてよくなる・・・かと思いきや、レシートを受け取るので結局お財布をあけてそこにしまうことになる。家計簿をつけてなければその場でレシートを破棄しちゃえばいいんだけど、一応家計簿で記録をつけているの保存しておきたい。本当はスマホの中に購入履歴がレシートと同じレベルで残って欲しいんだけど、paypayは購入金額とお店の名前しか残らないし、suicaにいたっては「物販」という表記で店名さえ分からなくなる。なのでレシートをとっておくしかないんだけれども、これ、なんとかならないかなぁ・・・あとでまた書くが、今年からzaimっていう家計簿アプリに切り替えたのでレシート読み取り機能を使ってその場で写真撮ってすぐに破棄って手も、なくはないけれど。いやぁそれができる時は限られてるよなぁ・・・これもみなさんからのナイスアイディアがあればぜひお聞かせください。

 ところで私は数字と細かい事務作業が恐ろしく苦手なので、毎年家計簿が迷走する。去年はキャッシュレスに移行する中で、ついに10月頃「もう無理!!」となって記録放棄をしてしまったのだった。なんだかんだ泣いたり喚いたりしながらも(←なんの誇張でもない)家計簿をつけ通し続けて10年以上になるが、ギブアップは初めてのことである。・・・ショックだけれども、もうきっと私のライフスタイルと、認知機能(レベルの老化)に今の方法が合わなくなってきてしまったんだわ・・・と事実を受け入れるしかない。

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 実はだいぶ長いこと使っていたのは、婦人之友のこのtheレトロな家計簿。いやぁコツコツ手で書いてたのすごいなぁ・・・(遠い目)でもこれも途中で「無理!」となって、ベースをエクセルに移行させた。家計簿の構造自体はほぼ同じにして、パソコンで入力&集計を自動で行うようにしたんだけれども、ついにこれも去年「無理!」ってなっちゃった・・・というわけで、10年以上のお付き合い「婦人之友」からぱっと離れて、「zaim」というアプリを使うことにした。費目を選んで数字を入力するか、レシート読み取りするかして記録、集計は自動でしてくれる。レシート読み取り機能は微妙なところもあるんだけど、思っていたより読み取ってくれるし、買ったものも費目を勝手に予想してくれて便利ではある。始めたばかりで楽しいっていうのがあるからなんとも言えないけれど、今のところさぼらず、そしてサクサクと使うことができている。本当は口座やクレカを登録しておくと資産管理までできるんだけど、今はまだ記録のみの利用に限定して使っている。ムスメちゃんも今年からはzaimでアクセサリーショップの売り上げ管理、お小遣いは(ムスメちゃんが)大好きなイラストレーターさんのイラストが使われている「caho家計簿」というアプリを利用して記録している。zaimに課金したら複数の家計簿を切り替えて使えるんだけれど、この1年はとりあえず様子見。

 しかしなんでもそうだけど、自分に合わないやり方っていうのは負担だし、そもそも続かないもんだな・・・と思う。若いうちはそれでも何とか努力と根性でカバーしてこれたんだけれど、やっぱり老化に伴って無理がきかなくなってくる。その時に「するか、やめるか」の極端な2択じゃなくて、「自分に合った方法を探る」ことができたらいい。
 
 私は根っこが面倒くさがりでまめじゃないので、家計簿もつい先送りしてしまって、「月に2回ほど大量のレシートをさばかないといけない」という地獄の状況になりがちだった。毎日のことだから「記録する」までのステップは少ないほうが面倒くさくないので、常に手元にあってすぐに記録できる方法となると、やはりスマホのアプリだと考えた。(我が家の家計簿の機能としては)記録さえできればいいので、エクセルを駆使する必要もないわけだし、そもそもアプリだったら記録しさえすれば集計と分析を自動でやってくれる。「面倒くさい」と思わずに気楽に記録をつけられたら、きっと家計簿の記録たまり&迷走を防げるんじゃないかと期待して始めたのがアプリ家計簿だったのである。さぁこの1年、我が家の家計簿の行く末はいかに!?

 こんな感じで自分の特性や状況に合わせた、私なりの生活の工夫(ライフハック)を今年のnoteのテーマの一つとして取り上げていきたいと思っている。よかったらみなさんもコメントでご自身のライフハックについて教えてください。またムスメ氏も自分に合った学びのスタイルを模索する中で身に着けた知識やスキルを、今後発信する予定でいるのでよろしくお願いします。「ラーニングダイバーシティ(学び方の多様性)」が謳われる時代なのに、ラーニングハック(!?)の情報が少なすぎるよな、と思う。

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