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愛猫が、天国に旅立ちました
23年間、我が家に癒しを与え続けてくれたくろのすけ。
冷静になればわかる、ものすごく長寿だよなぁ〜。
本当によくがんばって生きてくれた。
写真を見返すだけで涙がこぼれそうになるのだけど……
ちゃんと現実を受け入れて、向き合って、前に進むためにnoteを書こうと思います。
くろがそろそろ危ないかも、と母から連絡がきたので、一時的に実家に帰省した。
その3日後に、くろは天国に旅立った。
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実家に帰るたび「一緒に歳を重ねてきたなぁ」というエモい気持ちになってた。
野良猫だったくろを引き取ったのは、私が4歳になった頃。
気づけばもう、108歳のおじいちゃんになっていた。
「いつかはお別れをしなければいけない」という現実を覚悟していたものの、すぐに受け入れられることではなかった。
くろは1年前から遠吠えみたいに鳴くようになり(恐らく人間でいう認知症)、触ると骨の形がはっきりと分かるほどガリガリになっていた。
脚も弱ってきて 歩くとフラつくようになり、最後の方はご飯もお水も口にしなくて、自分で立つことができなくなった。これは、見ていて本当に苦しかった……。
でも、飲まず食わずの状態で6日間、生きていてくれた。
私たち家族に、心の準備と覚悟をする為の時間をつくってくれたのだよね。ありがとなー。
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くろの生き方・最期の迎え方は、本当に強かった。
まさしく「寿命を全うする」ってやつだった。
カッコイイおじいちゃんだったぜ!!!
言葉を話せるわけではないから、苦労したこともあったよね。ごめんよー。
でも、竹内家からの愛は伝わっていただろ?!!?!?
言葉が通じなくとも、うちらコミュニケーションとれてたよね(と信じたい)。
天国に行っても、走りまくって食べまくって寝まくって、幸せに暮らしてくれー!
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フラつきながらも、自分の足で歩こうとする意志がカッコよかった。
肩書きは「ペット」だけれど、紛れもない「家族」の一員。
言葉を通わすことはないものの、何にも変えられない尊い命であり、かけがえのない存在だった。
このタイミングで言うことではないかもしれないけれど、これまでに大事なペットを亡くし、それを乗り越えてきた方々をすごく尊敬する。
そして今は、心の底から寄り添える気がする。
亡くなった直後は、ただただ悲しみのなかを彷徨っていたけれど
グチャグチャになった感情を一個ずつ整理していくと、最後には心からの感謝・愛・尊敬みたいな温かいものばかりが溢れてきた。
人間はこうやって、つらい経験を乗り越えて自分の糧にして、少しずつ人の痛みを感じられるようになるんだろうなぁ……。
5ヶ月前の祖母に続き 大切な愛猫が亡くなり、何回泣いたかわからない。
でもその代わりに、二人の「死」から人生に於いて大切なことを教えてもらった。
強くなった、と胸を張って言える!!
うん、人はこういうふうに一歩ずつ前進していくんだ。
「悲しみを乗り越え、前に進む」を体現してるよ。ばーば&くろ、見てる〜?笑
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とにかく心得ておきたいことは、人間もペットも、若くて元気なときだけではなく、介護や覚悟をしなければいけないときが必ずくるということ。
そして、永遠はないということ。
これは本当に切ないし、悲しいし、残された側はやるせない。
だけど、一緒に過ごした日々は間違いなく心に刻まれていて、それは一生、絶対に忘れることはない!!のだ!!!
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改めて感じたことは、
「人間誰しもいつかは最期がくる」ということなのだけど、
でもこれは、(ネガティブな側面として)ただ単に死を恐れてくださいという意味ではなく、
いつか死ぬからこそ何気ない毎日を大切に、限りある人生を大事に噛みしめるべき。という意味なのだ。
どんなに願っても永遠はないのだから、
「今ここにある当たり前」に感謝できる自分でありたい。
というわけで今まで幸せだけを与えてくれたくろに、ただただ、心から感謝。
くろちゃんとの思い出と共に、これからも強く生きていくよ!!
竹内家に来てくれて、本当にありがとう。
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しんみり締めるのもなぁ〜って感じなので、
くろちゃんと竹内家の日常を投下して、この日記を締めようと思います。
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23年間、本当にほんとうに、ありがとう!!!!!
くろ、大好きだー!!!!!
最後にひとつ。
いまペットがいる方は、これでもかと愛でてあげてください!!
いつも愛でてるかと思いますが。
もっと、もっと。もっともっともーーっと!!!でございますよ。
おわり
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