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私と写真の10年間の軌跡(2011~2021)

私といえば写真。写真といえば私。(それは言い過ぎ笑)
そのくらい私は写真が大好き。
今はモデルさんと一緒に自分の作品撮りをしたりしている。友達からするとカメラを持って思い出を記録している人はいても、私のように作品撮りをしている人はあまりいないので「どうしてカメラ始めたの?」「結構本格的にやっているんだね」と少し不思議な顔をされたりする。その度にどこから話したら良いのかよく分からなくなってしまうので、今回は私がカメラを始めたきっかけと、そこから撮るものがどのように変わっていき、どうやって今のように作品撮りをするまでに至ったのかをまとめてみようかなと思い初のnoteを書いてみた。カメラに初めて触れた中学生時代から10年間を振り返ってみて、当時の自分の心境や周りの環境によって撮っている写真の傾向が変わっていて自分でも発見があり面白かった。

🇺🇸 中学生時代

私が一番最初にスマホ以外のカメラに触れたのは、中学生時代だった。妹が誕生日に買ってもらったミラーレスのカメラ(LUMIX Gとかだった気がする)を貸してもらった結果、妹以上にハマりほぼ自分のものとして使っていた。(とても図々しい姉、笑)中学生時代私はアメリカに住んでいたので、自然や綺麗な建物など被写体には困らなかった。このことも相まってアメリカの自然豊かな風景をミラーレスカメラで撮ることにハマっていった。そのときに私が撮っていた写真はこんな感じ。↓

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1枚目は家族で行ったカナダの湖。2枚目は当時の家の庭に咲いてたお花で、3枚目は同じく家の庭で雪が降ったときに撮った写真。

🇯🇵 高校時代

高校時代は、THE 青春みたいな写真の他にはもっぱら景色を撮っていた。高校時代は優秀な友達に囲まれてとても楽しかったが、自分の本音や個性を出すことが苦手だった。いつも周りに合わせていた。人付き合いは苦手ではないけど、自分の本音を見せられる人があまりいなかったから表面上の付き合いが多く狭苦しいと感じていた。せっかく素敵な同期が沢山いたのにもったいないなと今は思う。そのことが関係しているのかは分からないけどカメラで人を撮ることはあまりなく、もっぱら風景と花を撮っていた。そう考えるとその時の心境が写真や被写体にも現れていて面白いなと思う。

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当時の私のインスタはこんな感じだった。お花ばっかり。笑

大学生時代

大学に入ってから、高校生の時の自分の反省を活かして、自分の意見や興味関心に素直に、挑戦を恐れないことをモットーに過ごそうと決めた。大学が決まってすぐ新しい自分のカメラ(オリンパスOMD II)を買い、大学一年生のときは色々な機会を使って様々な国に行った。そうやって自分のやりたいことに注ぐ時間を増やしているうちに自然と自分と似た人が周りに集まり、自己開示が前より上手くなっていった気がする。その中で私が撮る写真も変わっていった。一番の変化は今まで撮ることのなかった人を撮るようになったことだ。変わったきっかけの一つ目はインドネシアに3週間滞在したことだった。

🇮🇩 インドネシア (大1 夏)

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インドネシアは私が初めて訪れた途上国だった。ジャカルタ、バリから東ティモールの少し手前の小さな村まで、バックパックで3週間で横断した。見る景色が全てがとても新鮮で、考えさせられることも多くあった。特に途上国に住む人々の暮らしや考え方がとても興味深かった。このときに、風景に溶け込んだ現地の人々を撮るようになった。

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それからその時に一緒に旅した先輩から撮って頂いた写真が素敵すぎて感激したのも、景色と一緒に人を撮ることの楽しさを知る一つのきっかけになった。

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この辺りから私は景色に加えて人を撮るようになっていった。

🇻🇳 ベトナム・カンボジア・タイ (大1 春)

この傾向に拍車をかけたのがベトナム・カンボジア・タイに行った経験だったように思う。この旅も同じくパックパックで3週間かけてベトナム、カンボジア、タイを回る旅だった。私は一緒に行ったメンバー全員初対面だったが最初は写真を通じて仲良くなったように思う。皆とても写真が上手でお互いに写真を撮ることが多かった。ここで途上国の暮らしの一部として人を撮るだけでなく、友達を撮ることの楽しさを知った。

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この旅のメンバーにはフィルムカメラの楽しさも教えてもらった気がする。スマホでフィルムのような写真が撮れるアプリで友達を撮るのがとても楽しかった。

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この時友達が撮ったフィルム写真。上手い。

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友達が撮ってくれたアンコールワットと私。

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この旅がきっかけで帰国してからもカメラ好きの友達と一緒に写真を撮りにいくことが多くなった。そしてこのくらいからLightroomやPhotoshop(写真編集の本格的なソフト)を使って写真を編集するようになった。
(そこから、友達と遊ぶときに私が写真を撮ることが増え、その影響かは分からないけど、カメラを買ってくれる友達が周りに増えてとても嬉しかった。笑)

「楽しむ」から「魅せる」へ

大学二年生から大学三年生にかけては、写真の立ち位置が、自分の中で完結する「楽しむもの」から他人に「魅せるもの」にシフトしていった。きっかけは長期インターンでスタートアップ企業のオンラインマーケティングをしたことだ。そこで始めてプロダクトやサービスをどう見せ、どう認知させるかという視点や、それに基づいたSNSマーケを学んだ。そこでこれを自分の写真を発信するSNSにも応用してみたいと思い始めた。このことがきっかけで私は「見てもらう」ことにフォーカスを置いた写真を撮るようになった。

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この辺りから、写真もモデルも上手なこの子とよく写真を撮りに行くようになって、この子が持っていたNikonのカメラを使わせてもらってNikonが好きになっていった。

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同じくこのタイミングで、インスタで普段から色んな人に撮られているモデルさんと初めて撮影に行ってモデルさんの表現力、表情に魅了された。

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このように作品っぽい撮影や発信を初めたのはSNSマーケを自分の写真で実践してみたかったことが大きいが、やっていくうちに自分の感情を写真で表現する楽しさに気付き、そういう意味でも写真に更にハマっていった。作品撮りにハマっていくうちに、当時使っていたOlympusのミラーレスのカメラが物足りなくなってしまい、ポートレートを撮るのに良いとされるNikonのフルサイズのカメラとTamronのレンズを買った。(今使っているカメラ。大きくて重いけど大好き)

新しいカメラで広がった表現

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フルサイズの一眼レフを使ってみて、表現の幅がとても広がった。このボケ感。本当好き。

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友達の間で好評だったシャインマスカット。このように最近は室内で写真を撮ることも増えている。

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新しいカメラを購入したことで、自分の表現の幅が広がり、自分が頭の中で思い描いたものがそのまま撮れるようになり、自分の写真を自分でも大好きになった。

最近では写真アカウントのDMや友達を通じて、個人の撮影依頼やブランドのメインビジュアル作成などの依頼を頂くことも徐々に増えつつあり、個人で写真を通じてお金を貰うこともある。また私の就活の軸や進みたい進路の源泉は自分の写真を自分でブランディングし試行錯誤していったところにある。このように自分の趣味を徐々に極めていくとそこから得られるものが大きいなと改めて感じる。

最後に

初めて自分がカメラに触れたときから、今に至るまで撮ってきたものを一度に振り返りまとめてみて、写真の上達を感じたと共に、自分の心境や興味関心の変化と共に被写体や撮影スタイルが変わっていったことを面白く感じた。私は今まで写真を通じて自己表現していることに対して、友達から自己承認欲求高すぎて苦手などとを言われたこともあり、知り合いに写真を撮っていることを言うことを躊躇っていた。だが自分を素直に表現して嫌われるのであればそれは仕方がないと思えるようになり、自分の好きなことを発信し続けていると自分に似た人を引きつけ、認知して貰えることに魅力を感じたので、このnoteを書いてみた。これをきっかけにより多くの人に私が大好きなものについて知ってもらえたのであればとても嬉しい。

私の写真用インスタグラムアカウント↓

↑ 撮影依頼や一緒に写真撮りに行くお誘い、企業案件などはこちらのDMから受け付けております🙌

長いnoteを最後まで読んで頂いてありがとうございました🙇‍♀️



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