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【遊戯王初心者向け】リアルの大会に出てみよう!公認大会への参加方法を簡単に説明してみた。(2024年4月14日更新)

こんにちは 中島みゆきです。

令和最大の覇権ゲームのマスターデュエルが配信されて約2ヶ月が経ちました。

その間にロシアによるウクライナ侵略など人類史に残る重大な出来事も起こりましたが、こんな大変な状況でも遊戯王は面白いですね。

マスターデュエルが面白すぎて紙の遊戯王に興味を持ち実際に始めた方も多いと思います。

ネットで完結し自分の部屋から出ないで済むのは非常に楽で便利ですが、実際の店舗に行って対戦相手とフェイス・トゥ・フェイスでする遊戯王もなかなかオツで楽しいもんだとオジサンは思いますヨ。



というわけで今回そういった層への助けになればとKONAMIが主催する公認大会の参加方法を簡単に書いてみたので読んでやってください。

公認大会(ランキングデュエルとも呼ぶ)にはマッチ戦1デュエル戦の2種類がありますが今noteではとっかかりやすい1デュエルの方をメインに説明します


0.事前に準備をしよう!

まず大会に出るために事前に準備しておくものが2つあります。

40枚以上のカードで作ったデッキ

カードゲームID

です。

①についてリアル遊戯王では特にお店などで貸出してもらえるレンタルデッキは存在しないため自分で遊戯王カードを購入しデッキを作り持参する必要があります。

②マスターデュエルの引継ぎに必要なのでご存じの人も多いと思いますが大会参加にもあのIDは使います。

↓作ってない人は可及的速やかに下記URLから作りましょうね


1.大会を検索

まずは自分の行ける範囲でどの店で大会をやっているか調べましょう。

カードショップだけではなくTSUTAYA等のカードの取り扱いがある店でも開催されてます。

ネットで参加予約できる店舗もありますがレアケースです。基本は当日に店舗へ行って参加の申し込みをします。

↓下記URLで店舗を検索だで!


2.店舗で参加の申し込み

大会を調べ当日に開催店舗に着いたら開始時刻10分前までに店舗の担当者にカードゲームIDとハンドルネーム【注1】を伝え参加申し込みをします。

基本は担当者が参加締め切り前に「遊戯王の大会参加希望の人いませんか~?締め切りますよ~」と大声でアナウンスしてくれるので遅刻さえしなければ申し込めないことはないはずです。

土日の大会だと大会定員より参加人数が多いことが頻発し抽選になります。抽選に落ちるとその場で帰ることになるため家に近い店舗へ行くことを強くオススメします。

【注1】ハンドルネームはマッチング発表時に呼び出され、大会中は変更できないため恥ずかしくない名前にするのが良い。筆者はいつも『中島みゆき』で出場しているが対戦相手に「女性が来ると思ったら男性だったんですね…」と残念がられたことがある。申し訳なかった。


※補足1

2022年3月4日現在は大会参加にあたり『まん延防止等重点措置』に基づき接触確認アプリ(COCOA)の提示が参加の追加条件となっております。過去2週間以内に陽性者との接触が確認されれば参加できませんのでご注意ください。

↓該当の措置へのリンクです

 ↑ ※今はCOCOAの提示は必要なくなってます。(2023年7月2日追記)

※補足2

大会検索&大会参加に役立つアプリを紹介します。定員オーバーで参加が抽選になった場合に当落を公式のサポートアプリ上で通知する店舗もあるためインストール推奨です。


3.試合を始める前に

さあとうとう大会です!!!

店舗の担当者が名前を呼ぶので順番に着席します。

席に着いたら常識の範囲内で対戦相手に挨拶をすると良いでしょう。

担当者の試合開始の合図で対戦を始めますがその前に自分のデッキを入念にシャッフル【注2】しておきましょう。

シャッフルが終わったら対戦相手にカット【注3】をしてもらいます。

シャッフルとカットが終わったら自分のデッキの枚数とエクストラデッキの枚数をお互いに教え合います。

これでやっと試合開始の準備ができました。


【注2】順番が無作為になるようにカードを混ぜること。特定のカードが固まらないように無造作になれば基本どんな方法でも大丈夫。

【注3】不正防止のために対戦相手がデッキの一部分を持ってデッキを2つに分けその上にその一部分を置くことを言う。コロナウイルス流行の影響では相手のデッキを触らずカットする場合もあり説明が難しいので下記ユーチューバーさんの動画を見て頂きたい。動画はポケカだが遊戯王も同じ。


4.試合中~試合終了

試合が始まりました。

よろしくおねがいします、と一言あいさつしてから試合を始めるのがマナーです。

1デッキの大会は1試合の制限時間が20分で先に1勝したほうが対戦の勝者、マッチ戦は制限時間40分で先に2勝したほうが対戦の勝者となります。

制限時間を意識し無意味な長考はせず円滑なプレイを心がけましょう

またディスコミュニケーション防止のため効果の発動の宣言はしっかりはっきり相手に伝えることも大事です。

もし対戦相手が知らないカードを使ってきたり効果の仕組みが分からなければ対戦相手に了承を取り効果を確認しましょう。

効果処理、ルールに関して対戦相手と意見が食い違った場合は当人同士で解決せずにすぐに店舗の担当者を呼び判断を仰ぐのが鉄則です。【注4】

ちなみに既定の制限時間20分を過ぎても決着がつかない場合の処理は店舗の担当者によって異なりますが引き分けまたは既定のターン数デュエルを続行し終了時点でライフポイントが高いほうが勝利となることが多い印象です。

マッチ戦の場合は以下、公式サイトの該当部分を引用しますのでご覧ください。
制限時間40分を過ぎた時点で、マッチの勝利条件(2勝)を満たさない場合の処理

以下の手順に従ってデュエルの勝敗判定を行い、デュエルの勝敗数によってマッチの勝者を決定する。

[ 判定1 ]デュエルの途中で制限時間が終了した場合のデュエルの勝敗判定

  1. そのターンの終了まで継続。

  2. ターン終了時に勝敗が確定していない場合「エキストラターン」に突入。

  3. 「エキストラターン」  →  相手ターンから数えて3ターンを実施。

  4. 3ターン中に勝敗が決した場合は、通常通りデュエル終了。勝敗が決しなかった場合、エキストラターン終了時のライフポイントが多かったプレイヤーが勝利。

  5. エキストラターン終了時のお互いのプレイヤーのライフポイントが同じだった場合、そのまま継続してサドンデスに突入。

エキストラターン突入条件:制限時間終了時点でライフポイントの優劣があっても、そのターンエンドまで継続する。ターンエンド時点で勝利が確定していなければ、必ず3ターンのエキストラターンに突入する。サドンデス中の判定:ライフポイントの増減が発生したターンエンド時に判定を行う。ライフポイントの多いプレイヤーをデュエルの勝者とし、ライフポイントが同じ場合は次のターンへ突入。ライフをコストとして支払う場合もライフの増減とみなす。[ 判定1 ]の結果、デュエルの勝敗数が1勝0敗になった場合には、1勝したプレイヤーがマッチの勝者となる。[ 判定1 ]の結果、デュエルの勝敗数が1勝1敗になった場合には[ 判定2 ]の処理を経てマッチの勝者を決定する。

[ 判定2 ]デュエル開始前(デッキ調整時間中)に制限時間を迎えた場合の勝敗判定

  1. 「エキストラデュエル」 → 4ターンを実施。ライフポイントは8000から開始。先攻後攻はジャンケンによって決定する。4ターン継続し、終了時でのライフポイントが多いプレイヤーがデュエルの勝者。

  2. エキストラデュエル終了時のお互いのライフポイントが同じだった場合、そのまま継続してサドンデスに突入。サドンデス中の判定:ライフポイントの増減が発生したターンエンド時に判定を行う。ライフポイントの多いプレイヤーをデュエルの勝者とし、ライフポイントが同じ場合は次のターンへ突入。ライフをコストとして支払う場合もライフの増減とみなす。[ 判定2 ]の結果、デュエルの勝敗数が1勝1敗になった場合には、再び[ 判定2 ]の処理を経てマッチの勝者を決定する。

[ 判定3 ]片方のプレイヤーが1勝0敗の状態、2デュエル開始前(デッキ調整時間中)に制限時間を迎えた場合の勝敗判定

  1. 1勝したプレイヤーがマッチの勝者。

対戦が終わったら「対戦ありがとうございました」等のお礼を言うと和やかに試合が終わるのでオススメです。

負けてどんなに悔しくても対戦相手を不快にする言葉は言わないのがマナです。いい年してカードゲームしてる人は守れないかもしれませんが…

〇個人的NGワード

・負けた時

「引き弱すぎたw」

「(相手の)引き強すぎ」

ここまでで対戦相手と良好な関係が築けていれば感想戦【注5】に突入する場合もあります。リアルカードゲームの醍醐味ですね。

試合終了後の流れですが大会がスイスドロー方式の場合は1回戦で負けてもまだ試合は続きます。対戦結果を担当者に報告【注6】し次の試合開始のアナウンスを待ちましょう。

勝ち抜き方式の場合は負けたらそれで終わりです。泣きながら帰りましょう。

公認大会は参加するだけで1パック2枚入りのトーナメントパックというものが参加賞でもらえるので負けて帰る際は貰い忘れないようにしましょう。

優勝したらこのトーナメントが4パックもらえます。頑張りましょう。


【注4】たまに対戦相手の取り巻きがルール通ぶって効果・ルール処理についてアドバイスをしてくることがあるが間違っているor嘘をついていることが多い。完全にハンターハンターのトンパ。ガン無視して担当者を呼ぼう。

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ルール勘違いしてる悪気が無い善意のトンパもいるので注意です


【注5】
感想戦とはこんな感じのやつ↓
Aさん「あそこのあのプレイ強かったっす。こっちの次の動き読んでましたか?」
Bさん「実は手札こんな感じで逆にあそこでアレ使うしかなかったんですよ~」
Aさん「そういうことか~」


【注6】
勝敗の報告は不正防止のため原則勝ったプレイヤーがおこなう。負けたほうが虚偽申告するのを防ぐためだ。筆者は試合に負けたのに虚偽報告され逆に勝ちにされたことがある。本当に意図が分からない。

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まあただの間違いだと思います。


5.あると嬉しい周辺グッズ紹介

概ね参加方法がわかったと思いますので次は大会出場時にあると便利なグッズを紹介します。

余裕があれば準備してから出場するとより楽しさが増すことでしょう。

①センターマーカー

カードの位置関係、主にエクストラモンスターゾーンが分かりやすくなるように目印としておくカードの事です。

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昔の遊戯王から2個ゾーンが増えたんですよ

公式がそれ用のカードも出していますがみんな無視して自作の物を使っていることが多いです。

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男の子はドラゴンが好き。小学校の裁縫セットもドラゴンにしましたよね?

トップローダー(デカくて固いスリーブ)に好きなカードを入れればできるので簡単です。合法的に好きなカードを見ながら対戦ができるわけですね。【注7】

あまり卑猥なカードでなければ何を使っても問題ないとは思いますが対戦相手を不快にさせないようなものにしましょう。

↓個人的にはこういうものはアウトだと思います。

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偏見ですが見た目が小汚い人ほどスケベなものを使ってる印象です。


【注7】基本は2人で1つのマーカーを共有するため席について早く場に置いたものを使うことになる。マーカーを最速で置く練習をしてみるのもいいだろう。参考までに筆者のマーカー↓

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裏守備はイエローガジェットで攻撃しましょう
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②カードスリーブ

カードを保護するビニールの薄いケースですね。色んな種類があり日本の公式スリーブだけでなく海外公式、他のゲーム用のスリーブも含めると膨大な数になります。人と被らない自分だけのものを探してみるのもいいと思います。

以前は公式のものはデザインが微妙で種類も少なかった印象がありますがここ最近は公式が出しているものを使っている人が多い印象です。

迷ったらまず公式スリーブを使ってみてもいいかもしれませんね。

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あとスリーブの重ね掛けをしている人もいますが重ねすぎるとシャッフルがし難くなるため2重スリーブで止めたほうがいいでしょう。

また種類が多いのはいいことですが卑猥なスリーブ【注8】も多く出回っており、仲間内ではいいですが他の人を不快に品ためにも大会に出場するときは別のスリーブを使うのがマナーです。

【注8】↓卑猥なため大会では使わないほうが良いスリーブの例。女性のアニメのキャラクターが誘うような目つきをしながら乳房を押さえているイラスト。青少年の健全な成長に悪影響を及ぼしかねない。

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③プレイマット

ストラクチャーデッキを買うと紙製のものが付いてますね。あれです。

デュエルをするときにそのままテーブルにカードを置くとスリーブやカードが汚れてしまう場合があるため保護の目的で使う人が多いです。まあそんなことは建前で自分の好きな絵を見ながら試合をするために使っているのが現状です。

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スリーブ同様に様々な種類があるので自分だけの物を見つけてテンションぶち上げていきましょう!

何を使っても自由ですが例によって卑猥なもの【注9】はやめましょう。

【注9】年端もいかないおそらく未成年のアニメのキャラクターが描かれたもの。青少年がこれを見たらと思うと身震いする。

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④トークン

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トークンを出す効果のカードを使われた時に必要になるやつですね。

相手のカードの効果で使う場合があるため自分が好きなカードでトークン用のカードを持っておくといざというときにテンションぶち上げれるのでオススメです。相手が貸してくれる場合もありますが感染症のリスクも考えると自分で用意したほうがいいでしょう。

↓私が今使っているトークンです。必ずしも遊戯王カードである必要はありません。好きなカードゲームのカードを使うチャンスです。

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⑤さいころ・ダイス

先述の遊戯王ニューロンの中でも疑似的なサイコロ機能あるのであまり使うことはないのですが忘れやすいエンドフェイズに発動する効果がある場合はサイコロを自分のデッキの上に置いたりすると忘れることが減っておススメです。

6.おわりに

いかがでしたか?

初心者の方がこれを読んで少しでも参加のハードルが下がれば幸いです。

説明が少ない部分もあったかもしれませんがコメント頂ければ回答しますので遠慮なくお願いします。

実際に大会に出た様子を書いたnoteもあるのでそちらも併せて読んで頂ければと思います。↓

では最後に筆者の使っているグッズをお見せしてお別れにしましょう



人の目なんか気にならなくなるんだよ

さよおなら

中島みゆき


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