ハタチを撮り続けて感じた、大人とは何か
8年前の冬にはじまった「ハタチのポートレート 」プロジェクト。
その年に20歳になる人たちだけをただひたすら取り撮り続けました。
この8年の間に、成人年齢は20歳から18歳に引き下げられました。
かつて20歳だったあの子もあの子も歳を重ねました。
私は今もハタチを追いつづけて、子どもと大人の境界線のようなものを探し続けていて、今も変わらず答えを探しています。
変化するものと、変わらないもの。
大人ってなんだろう。
手探りの毎日の中で、少しだけわかったことは、「大人とは支え、応援する人であること」な気がしています。
私はたくさんの人に支えられ、応援されながら、愛すべき「あなた」へ心からの応援をしています。
私がシャッターを切る意味は、鳴り止まない拍手のような、私からあなたへの全面的な応援なのだと思います。
来たる春、旅立ちの時。
答えは出せないとしても、写真を撮らせてもらえる自分でいたいと思います。
いただいたサポートは、18歳からの女性のためのステップハウス「アマヤドリ」の運営資金にさせていただきます。