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人生の雨にも、思い出を。

あなたの人生で、雨が降っていたことはありますか?

人生の雨。
変えたくても変えられない辛い環境だった時。

もしかしたら過去にあったかもしれないし、もしかしたら今がそうなのかもしれません。

今日は、私の人生に雨が降っていた時の話をさせてください。

学校に行く。上履きが無い。今日も隠されてしまった。
来客用のスリッパを借りて、教室へ行く。
感情はない。
ただ、「大きいな。」と思っていたことを覚えている。

教室にいく。
ガヤガヤと騒がしいはずなのに。私の小さな「おはよう。」の声が、やけに耳につく。もちろん返事はない。無視されるのは日常。私は透明人間。

机には落書き。「死ね」「学校くんな」「バカ」
感情はない。ただただ消しゴムでその文字をこする。
クスクスと笑い声が聞こえる。
この瞬間は、私は透明人間にはならないみたいだ。
笑い声の主は、私の反応に期待している。
だから、もっと、感情を消す。

トイレに行く。
個室の中だからと言って、安心できない。
上から水をかけられるから。

やっと下校時間。
今度は靴がない。
見つかったとしても、泥が入っている。
この日はスリッパを借りて、家に帰った。

やけに濡れる日だった。
きっと私の上に、雨が降っているんだろうな。

家でも怒られ、怒鳴られ、叩かれることが多かった。



メンタルの不調から、中学生になった頃から徐々に体調を崩すことが多くなり、高校生の時には毎日のように体調が悪かった。集中力も落ちて、成績もどんどん下がった。実力テストの結果が342人中342番目だった時は、自分でもびっくりした。

大学受験に失敗して、1年間浪人生活を送った。
当時の彼氏にも振られ、私の頭上は土砂降りの雨だった。

でも、両親が予備校に入れてくれた。
暗黒の浪人時代になるはずだったこの予備校生活が、最高に楽しかった。
仲間ができたのだ。

同じ大学を目指す仲間。
教師を目指す仲間。
勉強ができなくても、体調が悪くても、無条件で私といてくれる仲間。

毎日が楽しく、朝9時から夜9時まで予備校にいた。
体調も良くなり、次の春、無事に第一志望の大学に合格した。

その4年後、私は念願だった保健室の先生になった。

気がついた時には、私の上に降っていた雨が止んでいた。

辛いはずの浪人時代が、私の人生の転機になった。
大雨の中、一緒にずぶ濡れになってくれた仲間の存在に、一緒に雨宿りをした仲間の存在に、傘に入れてくれた仲間の存在に、私は救わた。
その時間は、今思い出しても楽しい思い出として、私を支えてくれている。

その後、大雨の中濡れている子どもたちの居場所をつくるため、保健室の先生として小学校、高校に勤務した。その中で、義務教育を卒業した後の若者にも居場所が必要だと思い、シェアハウスをつくることにした。

変えたくても変えることができない、「人生の雨」という辛い環境。
それは、誰の人生にも起こりうることです。

大切なことは、人生の雨に遭遇しないようにすることではなく、思い切って雨宿りをすることだと思っています。

若者がアマヤドリできる場所を増やすために、仲間とともに一般社団法人アマヤドリを立ち上げ、日々活動しています。


冷たい雨の中でなすすべもなく立ち尽くしているような。
そんなあなたに、アマヤドリをしてほしい。
雨をしのいで休むために。
別の雨が降ってきたとしても、歩いていける力を備えるために。
その頃にはもしかしたら、別の誰かにそっと傘を差しせるかもしれない。

あなたが雨上がりの景色見られますように。
アマヤドリは、そんな願いをもって活動をしています。

私の話を聞いてくれてありがとう。
次は、あなたの話を聞かせてください。
あなたに降っている雨の話を。
公式サイトの問い合わせのページから、気軽に話しかけて欲しいです。



人生には時に、雨が降ります。
そんな時にはアマヤドリしませんか?
きっとそこには、思い出が残るはず。










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やどかりみさお|菊池操

いただいたサポートは、18歳からの女性のためのステップハウス「アマヤドリ」の運営資金にさせていただきます。

私もスキです!
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写真家やどかりみさお|一般社団法人アマヤドリ代表 ポートレートを愛してる。 絶賛子育て中。 18歳以上の女性がアマヤドリできるステップハウス をつくりました。「自分にもできるかも。」をサポートするシェアハウスです。 lit.link/yadokarimisao