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【日記?】 商店街の名前

2024.09.25

 もう“日記”の後に“?”を付けずには居れなくなった。
 そして、400字では短過ぎるので、600字に増やすことにする。

 文学フリマで買って来た、大阪の人間による大阪アンソロジー『わりかしワンダーランド02』を読んでいたら、天神橋筋商店街が登場した。
 私は物の正式名称が好きなので、「天神橋筋商店街で……」と話すことはよくあるが、道行く人の口からは「今、天六の商店街の……」などと発せられていることが多い。その人は実際には天神橋4丁目に居たりして、何とも変な気分になるのだが、一般的な人は丁目の区切りなんて気にしないのか。
 正式名称が好きな私でも、“天五中崎通商店街”と呼ぶのには乗り気でない。「中崎町の商店街」と言うこともあるが、実は中崎部分はそれ程長くないのだ。
 “もといまロード”(淀川区)、“サンリバー柏里”(西淀川区)など、昭和後期の洒落た雰囲気の名前の商店街も気になる。皆そう呼ぶのだろうか。
 そもそも、商店街の正式名称とは何だ。天神橋筋商店街も、幾つもの“商店会”から構成されているのであり、4丁目は更に“天四北”“天四南”に分かれているとか(←調べてはいない)? こうなるとどう呼ぶのが正解かもう分からない。
 その点、“城東商店街”は簡単だ。城東商店街ったら城東商店街。しかし、大抵「どこにあんの?」と訊かれてしまうのであるが(←城東区今福西、最寄りは蒲生四丁目)。

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