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謙虚なアイデア泥棒

Raise Your Flag第7回は、ちほさん、まお、まおくんのワークショップ。予定があってまおくんのワークショップは受けられなかった(泣)から、前回一緒にやった、ちかこのワークショップについてもアウトプットする。みんなのワークショップから勉強になることが多くて「パクらせていただきます案件」の連発だ〜。

1. 「意見の交差点」

SNSのあり方に疑問を持ってるちかこがSNSをテーマに議論し合うという*Take a Standのワークショップ。ちかこは意見が飛び交う状況を交差点にたとえて、警備員さんになりきったり、議論する上でのルールを交通安全ルールに例えたりとオリジナルの世界観を作り上げていて、カッコ良かった。パクらせていただきます!
*Take a Stand: 意見が分かれる問いに対して、自分の意見を決めて発言したり、相手の意見を傾聴するワークショップ

今回のテーマは
・SNSは社会に必要か
・SNSの「いいね」機能は必要か

面白いのは、普段自分の意見を言えなかったり、どっちでもいいやって思ったりすることが多い私でも、意見を決めてその理由を発言することを求められたらできること。
つまり、全員に意見を出して欲しい時に必要なのは

・発言できる機会
・意見を持たなければならないという意識から生まれる主体性

なのかもしれない。

今までの大学祭実行委員のミーティングでは、意見が別れそうな場面や新しいアイデアが欲しい時だけ、メンバーに意見を求めることがあった。そうすると私だけが話してる時間が多くなり、自然と参加者の主体性は薄れていく。でも、たとえ自明だと思うことでも意見を求めたら、メンバーの主体性も引き出せるし、新たなアイデアが生まれるかもしれないし、一石二鳥な気がしてきた。これからは時間が許す限り最大限に参加者を巻き込みたい。

2. 「Raise YOUR Flag」

今の自分を非言語で描くことで、潜在的な自分を知ろう、というもの。
言葉は、脳から感覚を通して初めて表現されるものだとしたら、言葉になっていない感覚があるのではないか、というちほさんの疑問から生まれたワークショップ。

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最初のアイスブレイクは、(おそらく)アフリカの陽気な音楽に合わせて、ちほさんの出すお題を体や絵で表現するゲーム。

純粋に楽しかったから真似したいけど、果たしてどんな場面で使えるかな〜って考えたりして。私は会社のお堅い会議とかでもファシリテーションができるようになりたいけど、日本で社会人がオフィスで踊ってるとか想像できない笑。

けど、私が最終的に作り上げたい「本音で語れる環境」を邪魔している一つの原因は「表現力」な気がしてる。わかりやすく、かつ反対意見の人を否定しないような言葉選びって意外と難しい。

うまく表せない、みんなの認識がずれてるって時に一度みんなで音楽にのりながら体や絵を使って表してみる、とかできたら面白そう!パクらせていただきます!

たとえば、ビジコンに参加した時に、アイデアに対するメンバーひとりひとりのイメージがバラバラで話が噛み合わなくなった時があった。オンライン上のサービスをイメージしてた人もいればオフラインで考えてる人もいて、サービス内容も人それぞれ。こういう時に、一回自分がイメージしてるものを絵で描いてみよーよ!とか提案できたら楽しみながらも早い段階でズレに気付くこともできたのかな。

3. 「天使と悪魔」

「正義」や「悪」とは何か、についてSEKAI NO OWARIの「天使と悪魔」という曲を題材に考えてみようという、まおのワークショップ。

音楽の可能性に改めて気付かされた。メッセージとしても場づくりとしても影響力が強い。考えてみて欲しいことがある時や勇気を出して欲しいとき、自信を持って欲しい時に、音楽を通して伝えられたらかっこいいな。パクらせていただきます!


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私が聞いていて心に残ったのは下の歌詞。

『正義が支配する最悪な世界では

マジョリティこそが「正しい」と

みんな「間違える」?!』

この歌詞でパッと思い出したのは欅坂46の「サイレントマジョリティー。」人々がマイノリティになることを恐れず意見を伝えられるようになるには、まずその「声」を受け入れられる環境が必要。

100人中がYESと主張するなかでたとえ1人でもNOと言い切れる人ってどれくらいいるんだろう。今コロナウイルスの感染が世界で拡大していることを知らない人くらいのレア度な気がする。その1人こそがイノベーションへの鍵かもしれないのに。

なんて色々考えさせられたな〜。同調圧力が強い日本だからこそ、「本音で語れる環境づくり」ができる人は必要だろうし、そうなりたい。

4. 頂いたアイデアまとめ

・意見とは、意見がある人が発言するものではなく、その場にいる全員が持つべきもの。

・想いの表し方は言葉だけではなく、時には体や絵といった非言語的表現の方が効果的なこともある。

・音楽の影響力は強い。

✔︎Next Action

・話し合いの場では他のメンバーに積極的に質問を投げかける。
・言語化が難しい場合は「非言語化」してみる。
・自分の好みだけでなく、幅広い音楽を聞くことで持ちネタの引き出しを増やす。



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