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RYF最終合宿〜深夜の反省会〜

Raise Your Flagでの最終合宿が終了!
最終合宿ではあらかじめ決められていたペアでオフラインでのファシリテーションに初挑戦するというもの。そのペアは別日程で講座を受けて人だから、初めましての状況から一緒にワークショップを作り上げていかなければならない。

色々話し合って、受容環境の有無によって意見の出しやすさが違うことを実感してもらえるようなワークショップを準備した。

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ワークショップが終わり、ペアのたかと深夜に反省会を開いた。さらに、自分たちでは解決できないことについてはコーディネーターのもっぴーにも参加してもらい意見をもらった。反省することは山ほどあったけど、中でも真っ先に改善したい課題が明確になったからそのことについて書き留めておこう٩( ᐛ )و

1. 課題発掘!

初めましてから始まったけど、2人の間に受容環境はあったかな?というテーマに。たかから、「みさはオフラインで会って初めて、もっと自分の意見をぶつけても反論があればきちんと話してくれるだろう、ということを感じ取った」と言われた。その場にいたコーディネーターのもっぴーも同意で、「確かに最初みさと話した時はYESマンなのかな、と思った」とのこと。

つまり、私は本当に納得しているかわからない、YESマンに捉えられがちだということ!オンラインでも本音を語れる環境作りを提供したい私にとってこれは大問題だ〜!

この点について2人に深掘りしてもらったところ判明したのが、私は違う意見や反論があるときにのみ発言する傾向がある、ということ。

2. 「同意」を自分の言葉で伝える

確かに、ワークショップのフィードバックタイムでも他の人の意見と同意であれば、心の中で頷くだけで自分の言葉で伝えたいとは思わない。さらに、みんなで輪になって話したいことを思いのまま話すトーキングサークルというワークショップを受けた時も、もっと言うならたわいもない雑談ですら「自分の話を聞いてほしい」という欲が周りと比べて明らかに少ない。にも関わらず、納得できないことがあると聞かれてなくても勝手に喋り出してしまう。

そう言えば友達にも「つい私ばっかり喋っちゃった、ごめんね」みたいに言われることが多い。話を聞いてくれてありがとう、ならまだしも自分の意見ばかり聞かせてしまって申し訳ないと相手に思わせるような聞き方をしてしまっているということ。

それでも相手が話し続けるということは、話したくなくなるような態度をとっているわけではないはず。きっと相槌やちょっとした反応で聞いている、ということを伝えることはできるが、それ以上の「受け入れている、対話をしている」という状況にまでは持っていけていないということかな。

このことを合宿から帰ってきて友達に相談したら、確かにミラーリング効果ってすごい効果あるから言葉の反復も効果的な気がする、というコメントをもらった。どちらかというと、ミラーリング効果は相手の動作を真似することで親近感や信頼感を生み出すものというイメージがあったが、調べてみると同じ言葉を繰り返すことでも同様の効果が得られるらしい。

今までは同じ内容なら話す必要がない、という考え方をしていた。大学のディスカッションやディベートでも「他に意見はありますか、別の観点から意見を出しましょう」みたいな新たな意見が価値あるものとされているようで「同意」をあえて言葉にすることをしてこなかった。でも実際は、たとえ同じ内容でも自分の言葉で言い換えることで相手との信頼を築くだけでなく認識の共有も容易になり一石二鳥なのかもしれない。

3. 即実践

昨日、友達から1on1のお誘いを受けて、早速「同意」を自分の言葉で表現してみた。相手が話す内容を別の言葉を使って言い換えてみたり話している内容に関する自分の具体的なエピソードを話したりした。その結果、その友達からよく言われる、「聞いてくれてありがとう」が出てこなかった!「話せてよかった!またがんばろうって思った、ありがとね」と言ってくれた。

私自身も聞いた、というよりは話した、という感覚が強かった。でも振り返ると私から持ちかけたテーマは一つもない。ということは、相手の話を聞きながらも、私も発言することで聞いてもらっている、という感覚にさせなかったのではないか。小さな成功体験を積んだようでなんだか嬉しかった。でも理想とはまだまだかけ離れていて、いずれは同じ時間でも対話の密度が高くなるように問いをデザインできるようになりたい。

✔︎Next Action

・大学の授業中に同意見だと思った時でも言い換えることで自ら発言する
・なんなら自分から話し出すことで意見があるという意思表示をする
・年内に「問いのデザイン」を読んで、アウトプットまでする
・リフレーミングについても勉強し、実践する


この学びに溢れる反省会にもっぴーを呼んでくれたのはたか。時間が遅いこともあって、私だけだったら申し訳ないからやめておこう、という判断をしていたはず。でも実際はもっぴーも嫌な顔一つせず真剣に向き合ってくれたし、そのおかげで自分たちだけでは気づけなかった学びをたくさん得ることができた。これからは恵まれた環境に感謝して、もっと仲間に頼れるようになろうと思った。そのためにもまずは自分が徹底的なギバーになりたい。





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