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【1分で】#35 Daily US Business Update|ギネス世界記録のライトアップは、地域の重要な収入源だった|2023/12/13

こんばんは!ビジネスライターのmisamisaです。

毎週月〜金曜日にピックアップした、アメリカ国内のニュースをお届けします🍊

では第35回、2023/12/13です!


①ChatGPTで記事要約

Union Vale(ユニオンヴェイル)のクリスマスライトディスプレイは毎年6万人の観光客を引きつけ、慈善活動で65万6,000ドルを集めています。
一部の住民は混雑や安全性を懸念し、夫妻はLEDライトの低電圧とシャットオフ機能で対処しています。
訪れる人々は感謝の気持ちを表し、寄付も行われ、消防署は年間約3万ドルを得ています。
ゲイ家は引退し、寄付が100万ドルに達したらディスプレイを終了する計画です。

ギネス世界記録のライトアップは、地域の重要な収入源だった

②misamisaによるまとめ

ニューヨーク州Dutchess County(ダッチェス郡)のUnion Vale(ユニオンヴェイル)。
ここに住宅敷地に最も多くのライトを飾ったとして、2012年にギネス世界記録を獲得した夫婦が住んでいます。

毎年、約6万人の訪問者が訪れるこの家。
Timothy and Grace Gay(ティモシーとグレース・ゲイ夫妻)が管理し、敷地内には円形のドライブウェイがあります。
今年は72万4,020個のライトが振動し、地元のラジオで流れるサウンドトラックに合わせて、255曲のプログラムされた歌ごとに色が変わります。
準備は家族総動員で行われます。
ゲイ夫妻の息子、ジョン(25歳)はボストンからガールフレンドとともに手伝いに来ました。また娘のエミリー(28歳)は彼女の自宅、ロチェスターから5時間かけてきています。

ファンにとっては夢の様な光景で、連日絶え間ない列が続くこの家。が、一部で苦情も出ています。
最も混雑した夜には、車の列が1マイル以上に及ぶこともあります。そのため、混雑した交通が緊急車両の通行を妨げる可能性があることが心配されています。
また住民たちは、年を追うごとに自分たちの芝生に車が駐車し、草を傷つけられたり、待ち時間に過ごした証として空き瓶・マリファナの包み・尿瓶が残されることもあると言います。

この様な苦情も出る中で、このライトアップはほとんどの住民にとっての誇りであり、消防署にとって重要な収入源でもあります。
事実、夫妻は2011年以来、さまざまな慈善団体のために65万6,000ドルを集めています。
そのほとんどが、ボランティアの消防署のコミュニティサポート基金に寄付されています。
ある晩には、ほぼすべての訪問者が、消防士が木のポールの先に差し出すバケツに現金を投入したと言います。
また、過去20組のカップルがライトの下でプロポーズしたそうです。
ゲイ氏は「コミュニティにとって社会的な利益を提供している」と主張し、「もし5万人以上の人々に喜びと幸福をもたらし、10人や20人が嫌がるなら、それは公平な取引だと思います」と話します。

町も協力的です。
町監督官は「町が住宅所有者が自分の敷地にデコレーションをすることを止める権限を持っていない」と述べます。また数年にわたり、交通整理や朝のごみ収集のための役人の配置などを通じて改善を図ってきました。

材料にいくらの金額を費やしているかは明らかにされていません。
テキサス州のゲイ氏が使用する一部のライトを販売するホリデーライトサプライヤーによれば、ライトは通常、オフシーズンに大幅な割引で販売されることがあります。
約3,600ドルで10万個の従来型ライト、および約25,000ドルで10万個のRGBピクセルライトを購入できると推定しています。
電気代はゲイ家にはシーズンごとに約350ドルしかかかりません。
LEDライトは低電圧、コントローラーのヒューズは自動的にシャットオフされるため、火事の心配もありません。
唯一の難点は、ディスプレイがオンのときはオーブンや電化製品を使えないことです。

ゲイ家は、年々派手なイベントを行うことは持続可能ではないと理解しています。今年引退したゲイ氏は、子供たちが成長して数時間離れた場所に移動したため、作業を行う時間を確保するのが難しくなっていると述べます。
また、寄付金が100万ドルに達したときにライトを消すことにするだろうと語っています。

1995年から続くって凄いですね。
色々と犠牲は出ているかもしれませんが、それを上回るくらい収益化されて、しかも寄付をしている、となると肯定的な意見ばかりだと思います。
ロサンゼルスの西部にも有名な高級住宅街、ビバリーヒルズがあります。
ブラッド・ピットやジョニー・デップの家があることで有名です。ここも観光地化していて、「セレブの自宅巡り」の様なツアーが組まれています。
記事を読んでいて感じたのは、こういう観光客が集まる場所は今後どんどん任意の寄付の導線を作ると良いかもしれませんね。

③編集後記

最近、音楽とAlexaに助けられています。
朝は推しアイドル、日中はメロディーのみのジャズのプレイリスト。
これをかけると、目覚めも集中力もアップします。リモートワークの恩恵は、好きな音楽をかけながら作業できることにもありますね。
ちなみに最近のお気に入りは、Spotifyの『Blue Bottle Coffee Japan』のプレイリストです。カフェ気分を味わえて、おススメです!

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http://misatsuneta.com/2023/10/22/daily-us-update/

引用:
・The New York Times: "‘Are You Going to Be the One to Get Rid of Santa?’"


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