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【1分で】#34 Daily US Business Update|米国で今一番熱い職業とは?|2023/12/12

こんばんは!ビジネスライターのmisamisaです。

毎週月〜金曜日にピックアップした、アメリカ国内のニュースをお届けします🍊

では第34回、2023/12/12です!


①ChatGPTで記事要約

アメリカでは風力タービンのサービス技術者の需要が急増しており、再生可能エネルギー政策により45%の雇用増加が見込まれています。
大学の学位なしで約8万ドルの収入が得られ、女性の参入が奨励されています。
陸上風力発電の需要は拡大しており、政府や企業が再生可能エネルギーの推進に注力しています。
技術者の育成プログラムも進行中で、業界の成長が期待されます。

米国で今一番熱い職業とは?

②misamisaによるまとめ

風力タービン技術者の需要が増大しています。
労働統計局によると、雇用は次の10年でほぼ45%増加すると予測されています。
また、経験豊富な技術者は、大学の学位なしで年間約8万ドルを稼ぐことができます。

連邦政府の再生可能エネルギー推進策に支えられた、この雇用の急拡大。
アメリカの風力タービン技術者の求人は、2018年以来6倍に増加しています。
しかしデメリットもあります。
広範囲に出張し、異常気象に耐え、50ポンドの機材を担いで狭い場所まで長い梯子を運ぶ必要があるのです。
現在業界は、急騰するコスト・高金利・サプライチェーンのボトルネックに悩まされています。また、数千人を雇用できたはずの洋上プロジェクトの遅れやキャンセルが相次いでいます。
しかし業界の専門家は洋上風力は今後も拡大すると述べます。

陸上風力の勢いも止まりません。
Wood Mackenzieの調査は、アメリカは次の10年で既存の150GWに対して120GWの陸上風力を追加すると予測しています。これは約4000万軒の家を供給するのに十分な量です。
技術者は、週に50時間働く場合で時給21ドルから27ドル、またはおおよそ年間5万ドルを稼ぐことができます。以前は若い男性が遠隔の町で危険な仕事をしているイメージがありましたが、現在はより多くの女性がこのビジネスに参入することをプログラム提供などにより奨励しています。

現在バイデン政権は、2030年までに米国の洋上風力発電を30GWに増やすことを計画しています。
そのためニュージャージー州のAtlantic City(アトランティック)では『Wind Power Ready(ウィンドパワーレディ)』と呼ばれる職業訓練プログラムを立ち上げました。プログラムでは、1000万以上の家庭に電力を供給できるプロジェクトが推進されています。

楽して稼ぐ方法なんてないんだな、と記事を読んで感じました。
日本の就活のシステムでも、どの椅子に座るかで年収が決まると思います。
記事の様な体力を使う技術者は、きっと日本では無く海外の方が年収も高く労働環境もホワイトなんだろうなと思います。この分野に興味があって稼ぎたい人にとって、近年の需要の増大は良い傾向かもしれませんね。

③編集後記

断片的なものの社会学』という本を読んでいます。
日常の断片的な答えの無い出来事を、つらつらと書き綴ったこの本。
友人と話し、この本を読んでいても感じたのは「人生に意味なんかない」ということです。
それは決して悲観的ではなくて、意味を求めるから人は悩むのだと思います。
「今どうあるかに目を向けると人は不幸にならない。」この教えを解いているのが仏教です。現代人には、仏教の教えが必要なのかもしれませんね。

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http://misatsuneta.com/2023/10/22/daily-us-update/

引用:
・Bloomberg: "Hottest Job in US Pays $80,000 a Year, No College Degree Needed"


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