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【1分で】#90 Daily US Business Update |米国企業がDEIを排除の動きへ| 2024/5/7

こんばんは!ビジネスライターのmisamisaです。

毎週月〜金曜日にピックアップした、アメリカ国内のニュースをお届けします🍊

では第90回、2024/5/7です!


①ChatGPTで記事要約

"DEI is getting a new name. Can it dump the political baggage?"

アメリカの企業界では、以前ほど「DEI(多様性、公平性、包摂性)」という用語が使われなくなっています。
企業はDEIを避ける一方で、歴史的に差別されてきたグループの機会拡大を目指す方針を進めています。
この変化は、企業が長年の差別撤廃戦略を再評価し、人種や性別を重視するのではなく、すべての人を包括する方向に舵を切る動きとされています。

米国企業がDEIを排除の動きへ

②misamisaによるまとめ

米国企業がDEI(多様性、公平性、包摂性)を、公の場から排除する動きが見られています。
企業は既存の反差別戦略を再評価する一方、プログラムや頭字語をリブランディング。
この過程で、人種とジェンダーを強調していた政策をすべての人々の包摂を優先する様に訂正します。

DEIが推進されたきっかけは、2020年のジョージ・フロイドさんの殺害事件でした。
当時、歴史的に差別を受けてきたグループの機会を増やす政策を倍増させるよう企業へ促進。
しかし現在は、全米の州議会で数十の反DEI法案が審議される事態に。
DEIが、今年の大統領選挙のキーワードになる見込みです。

この変化に対応するため、企業やコンサルタントは対応に追われています。
ダイバーシティプログラムの名前変更、社内DEIチームの見直しなど。
弁護士とも連携し、インクルージョンに重点を置いたアプローチに移行しています。

また、言語アプリのDuolingo、JetBlueなどが株主報告書にDEI を「リスク要因」として記載。
または、ダイバーシティ目標への言及を完全に削除しています。
今後の企業のDEIからインクルージョンへの転換に注目が集まります。

面白いですね。
私の会社でもDEI講座なるものがあり、全社員必須で関連動画を視聴しテストを受けました。
こういうの、日本だと手段と目的の履き違いが起きて、議論に発展するどころか形式だけ取り入れるオチが多いと思います。
今回の一通りの流れを見て、アメリカならではだなと感じました。

③編集後記

GW、あっという間に過ぎましたね。
前半神戸、後半は家の掃除や細かいタスク片付けの日々でした。
遠出するのは、次は7月の夏休み予定です。
5月末には祖母が東京観光に来る予定なので、それまでに色々片付けたいと思います。

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引用:
・The Washington Post: "DEI is getting a new name. Can it dump the political baggage?"


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