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【1分で】#39 Daily US Business Update|米国でのApple Watchの販売が一時停止に|2023/12/19

こんばんは!ビジネスライターのmisamisaです。

毎週月〜金曜日にピックアップした、アメリカ国内のニュースをお届けします🍊

では第39回、2023/12/19です!


①ChatGPTで記事要約

アップルが特許侵害で敗訴。米国内の自社ストアでのスマートウォッチ販売を停止します。
これは米国国際貿易委員会の排除命令に基づくもので、血中酸素センサーの特許侵害が認定されたことによるものです。
アップルは控訴し、現在バイデン大統領の審査を待っています。株価は1%下落しました。
昨今のスマートフォン市場減少に伴い、アクセサリー販売が成長の鍵となっています。現在は、来年登場予定の「ミックスドリアリティ」ヘッドセットが注目されています。

米国でのApple Watchの販売が一時停止に

②misamisaによるまとめ

Apple(以下同社)が、米国の自社店舗でのスマートウォッチの販売を中止します。
12月21日には自社のウェブサイトを通じてのSeries 9(シリーズ9)とUltra 2(ウルトラ2)の販売を。24日以降は実店舗での販売を「先制的に」停止すると発表しました。
他の国での販売には影響しません。

ホリデーシーズン中の打撃が免れない今回の事態。
原因は、同社の最新のウォッチの主要な機能である『血中酸素センサー』(以下同センサー)にあります。
今年1月、米国際貿易委員会(ITC)は同センサーが、医療機器メーカーMasimoが所有する特許を侵害していると判断しました。
現在、同社はITCの判決に対抗するため控訴しており、バイデン大統領による大統領審査の結果を待っています。結果次第では、輸入禁止を拒否することが可能です。

大統領審査の結果により、同社の対応が変わります。
現在は、大統領審査期間が終了する12月25日まで、他の米国の小売業者からのデバイス購入が可能です。
しかしバイデン氏がMasimoの側につき、Appleの控訴が成功しない場合。
その場合、販売を再開するためにWatchのソフトウェアを変更。血中酸素機能を削除する必要があるかもしれません。

同社は現在、スマートウォッチのグローバル市場を牽引しています。
第3四半期の出荷台数では、推定22%のシェアを有していました(Counterpoint Research調べ)。
また、毎年のリリースでは新しい、より洗練された健康モニタリング機能を追加。これにより消費者の注目を引きつけようとしています。

また、同社にとって、アクセサリー販売の重要性は年々高まっています。
市場調査会社Canalysによると、2022年にはスマートフォンの出荷台数が12%減少。2023年には5%減少する見込みです。
同社は来年、新製品カテゴリへの進出一歩目となる空間コンピュータ『Vision Pro』の発売を予定しています。

これはAppleに取って痛い打撃ですね。
しかも年末商戦の直前となると、気が気では無さそうです。私も普段はプロダクト・サービスの管理的な業務も行っているのですが、こういう場合って会社側は様々なケースを用意して万全な対策で臨むんですよね。
なので、Apple社員にとっては気を抜けない期間がしばらく続くのではと感じます。
同じ内容を別媒体で報道していました。参考にしたいと思います。)

③編集後記

火曜日ですね。
週末、おもちゃ屋さんに行きました。いろいろなおもちゃを見ていたのですが、海外のものって知育系が多いんですね。
レゴやボードゲームなど子供向けのものに限らず、大人でも楽しめそうなおもちゃが沢山ありました。
年末は実家に帰るので、大人向けのレゴを買って作ってみようかな、と考えています。

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http://misatsuneta.com/2023/10/22/daily-us-update/

引用:
・Nikkei Asia: "Apple halts U.S. sales of Watch after losing patent case"


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