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【1分で】#69 Daily US Business Update|米国スタートアップ:日本の後継者問題を、異例のアプローチで解決|2024/2/28

こんばんは!ビジネスライターのmisamisaです。

毎週月〜金曜日にピックアップした、アメリカ国内のニュースをお届けします🍊

では第69回、2024/2/28です!

①ChatGPTで記事要約

米国のTeamsharesは、米国で成功している後継者不足の小規模企業を買収し、従業員所有に移行させる取り組みを日本に拡大します。
日本では後継者問題が深刻化しており、このアプローチが注目されています。
従業員所有に移行させ、企業の持続性を確保することを目指しています。

米国スタートアップ:日本の後継者問題を、異例のアプローチで解決

②misamisaによるまとめ

米国のスタートアップ、Teamshares(以下同社)が日本の後継者問題を解決するかもしれません。

2019年に設立された同社。
製造業、小売業、食品業を含む様々な産業で90社を買収し、中小企業に焦点を当てています。また、買収した企業の年間売上高は約4億ドルを誇ります。

同社の特徴は「後継者のいない中小企業を買収し、従業員所有に転換している」こと。
これは「合併や買収による事業の承継が一般的な日本で、ポートフォリオ企業の所有権を従業員に株式付与するという異例のアプローチ」です。
この構造により、新しいオーナーを探すリスクを伴わずに事業を継続させることが容易に実現できます。
また、統制上の混乱を防ぐため、退職する従業員は自身の株式を同社以外に売却することは不可です。

帝国データバンクによると、現在日本では後継者不足による倒産が509件あり、こ新記録を樹立。(2023年11月時点)
「2025年までに約250万人の中小企業経営者が平均的な退職年齢である70歳に達し、そのうち約130万人が事業承継の計画を持っていない」と言います。

後継者問題、思っていたよりも遥かに深刻ですね。
Teamshares、企業を買収する際に外部から新しい社長を迎え入れる部分が良いと感じました。
米国のサービスが日本の問題を解決する部分に寂しさを感じるので、日本でも同様のサービスが生まれたら良いですね。

③編集後記

走ることについて語るときに僕の語ること
という、村上春樹さんのエッセイを読んでいます。
福原たまねぎさんという方の、noteきっかけで読み始めた小説です。
とても興味深くて、私達が抱いている小説家のイメージは幻想で、小説家には集中力がとても重要。それを得るために、村上さんは毎日10km走っている、という趣旨のことを話しているエッセイです。
気になった方は是非、福原さんの記事を読んでみてください。

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http://misatsuneta.com/2023/10/22/daily-us-update/

引用:
・Nikkei Asia: "U.S. startup tackles Japan succession crisis with employee ownership"


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