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那覇で夕食5食目

いや、何回行くんや・・・
そんな突っ込みが聞こえなくもないけれど、それはナンセンスというものである。しらんけど。

普段、羽田へは125㏄のスクーターで駆けつけるのだけど、この日はたまには電車で行って、向こうでしこたま飲んで帰ってこようと目論んでいた。
今回は特にお買い物をするつもりもないから、市街地へ出て飲み食いできるだろうなと。
大江戸線で大門駅まで行き、浜松町からモノレールに乗り換える。
前から思っているのだけど、大門駅からモノレールへの道案内版がいつも途中で無くなってしまい、どういったらいいのか分からなくなる。(ちなみに私は方向音痴ではない)
けど、この日は少々趣が異なった。モノレールの駅が入っているビルが建替え工事中のため、地下鉄から地上へ出る階段を登り切ったとたん、臨時通路への道案内があったため、一縷の迷いもなくモノレールの駅にたどり着けた。

羽田空港へ到着すると、例のごとくアップグレードを模索する。
正直言うと、全行程エコノミーで済ませても当初目的は達成できるようにプランニングしてあるので、アップグレードは必要がないのだけど、多少コストがかさんでも快適な空の旅を送りたいというのが本音。
往路は無事クラスJにアップグレードできたので、ファーストクラスのキャンセル待ちを申し込んでおくことに。
復路の上位クラスに空席がなかったので、こちらは那覇空港に着いてからキャンセル待ちを申し込むことになる。(空席があれば羽田でアップグレードが可能)

手荷物検査を終え、さくらラウンジに向かう。
適当な席に荷物を置いた時に、昼ご飯を買ってくることを忘れたことに気づく。たぶん、買いに行くことも可能なのだろうけど、なんとなく面倒だったので、例のお菓子で済ますことにした。どうしても空腹に耐えられなかったら、搭乗前に菓子パンでも食べればよいだろう。

ラウンジ内では前回同様に時間を過ごし、結局ファーストクラスへのアップグレードは叶わぬまま、飛行機に乗り込む。
窓際の席に座っていると、隣の2席に若いお嬢さんが座られ、とても楽しそうに談笑されていた。富士山が観えたころ私の隣に座っていた方があからさまに興奮し始めめっちゃこっちを見てくる。いや、窓の外を見てるんだけど。
ただ、最初に富士山が観えた時ってそのあとすぐに見えなくなって、しばらくすると真横に見え始めるのだけど、一度目の見えなくなった段階であからさまに残念がっており、「もう終わり~?」と嘆いてらっしゃったので、私が機内エンタテイメントで表示していた外部カメラ映像を指さし、「今は正面に富士山があるので、このモニターから見えますが、後でまた窓から見えますよ」と教えておいた。
再び、真横に富士山が見え始めたころ、隣の彼女は先ほど私が声を発したことをいいことに「ちょっといいですか?」とずいぶんこちらに身を乗り出し、窓から写真を撮っていた。まぁ、いいか。
と、書いた段階でいろいろ気になることがあり当時のTwitter投稿などを確認したところ、この話は、前回のフライトだったことが判明した(笑)

今回のフライトでは、機内エンタテイメントの映画が刷新されており、前回「次乗ったときに見よう」と思っていた阿部寛主演の映画がなくなっていた代わりに「トップガンーマーベリックー」が入っていたので、PCを開いて仕事をする振りしながら、ずっとトップガンを観ていたんだった。

旅客機内で戦闘機が撃墜される映像を観るという何とも言えない状況を堪能した。
奇しくも、今回はあいにくの天候で、過去一くらいの規模で飛行機、めっちゃ揺れてます。初めて乗る飛行機がこれだったらちびっちゃうくらい揺れてます。
超低空飛行で、マッハの世界とかとリンクするんじゃなかろうか・・・というほどには揺れてませんけど、人によっちゃあアレですなぁという感じ。

飛行機の窓ってどうしても映り込みが発生するよね

那覇空港に到着し、飛行機を降りて制限区域内にある空席待ちカウンターに赴き、復路(最終便)のアップグレードキャンセル待ちを申し出たところ、グランドスタッフから「まだ全体アナウンスは出していないのですが、ご利用予定の便に大幅な遅れが見込まれています。もしよければ早めの便に変更されますか?」と告げられた。詳しく聞くとおそらく30分以上の遅れの見込みとのこと。普段であれば、羽田に何時に着こうとスクーターで帰るので問題はないのだけれど、こんな時に限って、電車。30分の遅れは終電ギリギリ。かといって1本前倒しにすると、那覇で過ごす時間が大幅に削られてしまう。悩みに悩んで、1本前倒しにしてもらい、同時にアップグレードのキャンセル待ちもお願いした。

元々乗る予定だった922便はファーストクラスの設定がない機材だったのだけど、1本前倒しになったことでファーストクラスチャンス発生!
キャンセル待ち案内は19時40分。この時すでに18時30分に近づいていた。
空港を離れる時間はなさそうだ。今日の夕食は空港食堂で決定だ。

ゴーヤチャンプルー定食の汁物を沖縄そばに変更し、オリオンビールを楽しもう。

空港食堂は安くてうまい。

10年くらい前に那覇に入り浸っていた(言い方)時からお世話になっている、安心の食堂。とても美味しくいただきました。

さすがにまだ時間が25分ほど余っているので、もしかしてイケんじゃない?

ポー玉の列に並んでみた。

19時30分には注文が終わったのだけど商品が出来上がるのに5~10分かかるという。5分で上がること期待していたけど、結局商品を受け取ったのは39分。。。
ここから1フロア上の階に上がり、手荷物検査を終えて空席待ちカウンターまで最短でも3分はかかる。。。
もうだめだ~。

結局たどり着いた時にはキャンセル待ち案内はきれいさっぱり終了しておりました。
自分の判断ミスを呪いながら、搭乗口から少し離れて待っていると、何やら自分が呼び出されている。何事かと思い、地上スタッフに声をかけると私の座る予定の席が汚損してしまっていて、後ろの方の席に移動してもらえないか?とのこと。もはやどこでも一緒なので、快く承諾し暫く後、指定の席に座って離陸を待っていた。チーフパーサー(白ジャケット)が近づいてきて、私の名前を呼び、座席移動への協力への謝辞を伝えられた。わざわざそんなと恐縮するばかり。

帰りの機内では今日の旅の友「ブランケット・ブルームの星型乗車券」を読むことにした。

本の構成もとても面白く、とてもよい世界観に浸りながらの帰路となった。

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