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大空に想いをのせて

もう久しく乗っていないけれど、飛行機が好きです。

飛行機に乗るのが怖いという方が沢山おられることを知っていますし、場合によっては命がけになることも理解していますが、私は出発空港から飛行機を降りる時間までのすべての空間が好きです。

もちろん、航空会社へのこだわりもありますが、それはあくまでも結果論で、もともとはどの航空会社でも良かったのかもしれません。

たまたま、当時は仕事で利用する頻度が高いのがANAだったので、短い時間とはいえ、出張の往復をより快適な空の旅とするため、ひょんなことから受け取った臨時収入をまるまる横流しして、国内修行に出たことで未だに航空会社は青組推しです。(残念なことに、今の現場では仮に出張となったらJALになるので、修行の成果が活かせないのがつらいところ)

まぁ、修行と言っても、ただ飛行機に乗るだけの話でして、特別なことは取り立てて何もしないのです。朝から羽田空港に行き、プレミアムクラスで那覇空港に行き、そのままトランジットで石垣空港に行く。空港についたら、コンビニの商品を眺める程度の時間を過ごし、今乗ってきた飛行機に乗って那覇に戻る。那覇空港近くの飲食店でお昼ごはんを食べ、飛行機に乗って石垣空港に行く。石垣空港のステーキ屋さんの肉が分厚いなぁなどと指を加えて眺めたあと、また、今と同じ飛行機で那覇に戻る。もう忘れちゃったけど、確か那覇石垣は2往復だったと思うけど、もしかしたらもう1回往復しているかもしれない。で、またプレミアムクラスに乗って那覇から羽田に戻る。ただこれだけ。これを4回だか5回1年の間に実行する。それが修行。

そんなことをやっている間にも、海外出張があったりして近距離かつ、ペーペーな万年平社員にもかかわらず、色々画策してビジネスクラスに乗るw

もちろん、毎回そんなにうまく行かないので、出張の大半はエコノミークラスだけれども、3時間も乗らないので別に疲れるということもない。

修行を達成すれば、それ以降はANAを利用するときは空港ラウンジが利用できる。各カード会社が利用させてくれるラウンジとは異なり、荷物チェックを終えた領域にあるラウンジなので、出発ギリギリまで浴びるように酒を飲むことも可能。そんな素敵空間。国際線だったら、軽食(たまに寿司もあったりする)が食べ放題。といってもほぼほぼ炭水化物だけどw

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成田空港のカレーうどん、美味しいのよね・・・もう長いこと食べてないなぁ。。。

国内線のラウンジはそれほど特別感はないけれど、国際線になるとゆったりと過ごせる雰囲気が格段に変わるので、満足度は高い。いつかもう1ランク上のラウンジに行ってみたいと思っているが、しばらくは機会がなさそうだ。高橋真麻がテレビの企画で満喫しているのを羨ましげに視聴するのが限界といったところか。

飛行機に乗ったら乗ったで、CAさんによる「おもてなし」だったり、機内特有のサービスを受けることができる。

もちろん、エコノミークラスとビジネスクラスでは、受けるサービスに差はあるものの、割とどちらでも素晴らしいサービスを受けることができるし、座席の広さを除けば快適と言って過言ではない。国際線であればエコノミークラスでも映画を見ることが可能だしね。

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国際線に乗るときは時折、機内販売を利用することがあった。
大体、妻へのプレゼントだった気がするが、時計やアクセサリーを買うにしても町の宝石店などで店員に絡まれながら選ぶのではなく、ゆっくりと吟味(といってもカタログだけど)してから、依頼できるので気が楽だったりする。注文したら、ちゃんと実物を確認させてくれるので、通販みたく届くまでわからないという不安もない。
エコノミークラスで運賃より少し高いバカラのペンダントを買ったときにCAさんから、色々話をされたのはいささか恥ずかしかったが、悪い気はしないので、これまた「おもてなし」の一環だろうと思う。

そういえば、国内線でも時計を買った記憶がある。それほど高価なものではないし、ANAオリジナルのものだったので、お気に入りのものだった。
最近はApple Watchを利用しているので、全く使わなくなってしまったが、秒針の先が飛行機の形になっていていい感じ。

CAさんを含め航空会社スタッフは顧客一人一人の利用履歴などの情報を把握しているので、場合によってはありえない声のかけられ方をすることがある。
例えば、国際線で「次の沖縄ではなにか買いますか?」とか、石垣空港で飛行機から降りるときに、「また後ほど〜」からの、乗るときに「おかえりなさいませ〜、さっきと同じ席空いてますが、移動されますか?」とかw
まぁ、石垣の往復に関しては機材が同じだから当然クルーも同じなので、帰りはわかるんだけど、降りるときからすぐに乗ってくると把握されているのは少し恥ずかしかったりするけど、気にかけてもらえてるという意味ではまぁ悪い気はしない。
よく行くコンビニとかでスタッフに裏であだ名つけられているようなもんだけど、良くも悪くも認識してもらえているというのは、色んな意味で安心だしね。

数年前に仕事の現場が変わってから、出張が全くなくなったこともあり、今の御時世海外出張なんてありえないので、めっきり飛行機に乗る機会が減ってしまったけれど、グランドスタッフ含め、航空関連の方々は元気でいらっしゃるだろうか。私はまたあなた達に会いに行きたい。

瀋陽空港のANAグランドスタッフのみんな元気かなぁ。。。一時期すっかり顔なじみだったんだけど、全然会えなくなったもんなぁ。。。



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いつかのビジネスクラスでの機内食

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いつかの遠目の富士山


今日も最後までありがとうございました。

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今回のは自己紹介的なこの記事の続き的な感じです。


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