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【タイ旅行】チャーン島シュノーケリングツアー

例のごとく2泊3日で来たので2日目は丸1日使える。
そして例のごとくノープランでやって来たので、何かツアーでもあるかと宿チェックイン後に町ブラすると、ぽつぽつとツアー代理店が開いていた。
気の良さそうなお姉さんの店でパンフレットを見てみると、大きく分けて「山:トレッキング」「海:シュノーケリング」があり、それぞれ更にいくつかのプランに分かれていた。ホテルのフロントで見た情報と同じだったので、ツアー自体は決まっており、どこを通して予約するかの違いのようだ。
1月にカオラックで海へ行ったので今回は山でも良いかなぁと、トレッキングツアーを見てみると、日曜日は6時間のガチモードコースしかないとのこと。流石にサンダルに靴下ルックでは厳しいかと諦める。母の知人はビーサンで海外登山をしたと聞いたが、素人には危険だ。
ということで海プランを見てみると、Big Boatで行く1日ツアーの4島コースと5島コースがあった。そりゃあ、多い方が得だろう…というだけでなく、美しいと有名なラン島にも行けるという5島を選択。ホテル送迎・シュノーケリング装備・昼食がついて1人700バーツ、国立公園入場料200バーツは別払い。大型船だから単価を下げられるのだろう。タイに来て1年、大人数のツアーが開催される状況となったことに心が躍る。
ホテル名を告げると8:20フロント集合と言われ、手書きの予約表を渡してくれた。

翌朝、10分遅れでやってきたお迎えのソンテウに乗ると、他の参加者を拾いながら船の発着場を目指す。本土から来る船の港とは違い、南へ20分程下ったところに位置するのだが、この道中がまたもや生命の危機を感じるアップダウンコースであり、到着した頃に壮大なアトラクションを乗り終えた心境であった。よくこんなところに道路を作ったものだなぁと人間のあくなき探求心・開拓への熱意に感心する。

左の道を進んでいくと、右下のチケット回収エリアを通過して船に乗り込む

船は結構な大型で1階2階合わせると60名以上は乗っていそう。9割5分がタイ人だ。参加者が乗り込むやいなや出航し、1時間半かけてラン島周辺へ進んでいく。酔い止めを飲んでいたせいか、強烈な眠気に襲われうつらうつら…からの熟睡を経て、ハッと目覚めると美しい海が広がっていた。

念のため飲んだ酔い止めは、大型船はあまり揺れないため必要なかった。

船がスピードを落とし静かになっていく。海上に停泊したら早速シュノーケリングへ。多種多様な魚やサンゴを楽しみながら泳ぎ回る。

場所によって水温や魚、サンゴが違うのが見ていて面白い。

泳ぎ疲れて船に上がると良い香りが…。素晴らしいタイミングで昼食が準備されていた。痒いところに手が届くツアーである。
お味はもちろん言うことなしに美味しいのがグルメ大国タイランドだ。

白米+オムレツの乗った皿を受け取りおかずを盛る。盛り放題。

その後、船ごと各スポットを回っては、島に上陸してみたり、カヤックを漕いだり、SUP(立って漕ぐ板)に乗ったり、再び泳いだり。

島へ上陸したければミニボートへ連れて行ってくれる。
食後にビール販売が。1本100バーツ、飲むしかない。
帰りの道中ではおやつが出てきた。至れり尽くせり。

気が付けば15時過ぎ、最後の島を後にしてチャーン島へと戻る。
おやつをもらって屋上へ登ってみると、4人程座れそうなベンチが設置されていた。
ベンチに腰掛け気持ちが良い風を受けながら海を眺め、空を眺め、ボーっと過ごすのは何にも代えがたい贅沢な時間であった。

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