【タイ在住】2泊3日シェムリアップ旅行④
2日目はアンコール・ワット朝日鑑賞&1日遺跡ツアーの体力勝負デーとなった。本当は朝日は最終日に見に行く予定だったのだが、キャンペーンで遺跡1日券で2日間利用できるというので観光を初日と2日目に詰め込むことにしたのだ。
朝日を見るには5時に宿を出る必要があると言われたので、決死の思いで早起きしロビーでスタンバイ。ところが、10分経ってもお願いしていたトゥクトゥクは来ない。スタッフさんに聞いてみると、なにやら電話をかけて暫く話したあと「もう少し待って」とのこと。それからも一向に来る気配がない。
このままだと陽が昇るじゃないかよ…と思っていた5時半頃、ようやくトゥクトゥクが現れた。てへへ、と出てきたのは昨日ベンメリアに連れていってくれた兄ちゃん。寝坊したらしい。
朝のシェムリアップをトゥクトゥクでかっ飛ばすこと20分少々、割と明るくなってきているものの無事にアンコール・ワット到着。橋を渡って入場し、人気の鑑賞スポットへ。
流石世界遺産なだけあり、各国の旅行客が集まっていた。ガイドさんも様々な言語で案内している。他人様のガイド様の解説を微妙に聞きながら朝日が昇るのを待つ。
薄暗いバックにアンコール・ワットが切り絵のように重なり、非常に美しい。この景色を生み出すために前の池も作られたのだろうか。遺跡を訪れる度に人間の美的センスに脱帽である。自分も同じ人間なのにどうして一握りの美的感覚も持ち合わせていないのか不思議である。
そして皆が待ちに待った朝日フロムジャストビハインドアンコール・ワット。
あっという間の30分間であった。
名残惜しいがアンコール・ワット自体は日中ツアーでゆっくり観光できる。ホテルに戻ってコメントで絶賛されていた朝食を頂くとしよう。
トゥクトゥク兄ちゃんと待ち合わせた場所が広く暫く合流できず焦ったが、ホテルに電話すると(おそらく)我々の居場所を連絡してくれて何とか事なきを得た。
帰り道に「朝、遅くなっちゃってごめんね」と兄ちゃん。素直で可愛いじゃないか…。
暗闇で長時間待つよりも、着いた瞬間に太陽とご対面できた方が良かった気もするし、綺麗な写真も撮れたので結果オーライ。
~おまけ~
朝食はカンボジア料理、洋食から色々選べたが、もちろんカンボジア料理を選択。ベトナムのフォーのようなスープヌードルはお肉の種類が選べて味はあっさり。焼きそばも油っぽくない優しい味付けで大変美味でした。
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