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【タイ在住】シンガポールのデジタル化に仰天

クアラルンプールで2泊し、次に向かったのはシンガポール。前回訪れたのは確か2017年頃だったので5年ぶりの訪問だ。
シンガポール入国について調べると、事前にウェブで入国申請をしておけば良いらしく、入国スタンプも廃止されたそう。ということで、マレーシア行きの便を待つ空港でさくっと申請しておいた。滞在ホテルや出発地、入国日や出国日など様々な項目があるが、特に困ることもなく完了。
そしてチャンギ空港の入国審査ではパスポートを差し出すだけですぐに通ることができた。ワクチン証明書などの書類を確認しているような国は日本くらいなのかもしれない。

無事に入国でき、両替もしたところで市内へ向かおうと地下鉄乗り場へ。すると、階札前横にあるカウンターに長蛇の列がてきていた。これは嫌だな…と券売機を探し(2台しかなかった)見てみるも、お金を投入することもできず、チャージ式のカードしか売っていなさそう。いや、こちとら切符が欲しいのだけど…ということで、仕方がないので列に並ぶ。これだとバンコクのBTS(数年前に比べ券売機が増えたり、券売機でお札が使えたりと亀の歩みで進歩し行列が若干改善しているように見受けられる)の方が進んでるね、デジタル・合理化のシンガポールがこのザマじゃねぇなどと言いながら待ってると、駅のお姉さんが「何に並んでいるんだ」と聞いてきた。切符を買いたくて待っていると言うと「切符はもうないよ。タッチ機能ついたカード持ってるか?それ使えばいいんだよ」と仰天発言。
ええええ、どゆこと。そんな使っちゃって大丈夫なの、日本の口座に紐付くカードしかないんだけどと言うも「大丈夫だ、問題ない」と仰る。そんなことがあるのか、と恐る恐るカードをタッチしてみると、普通に改札が開いた。
何てこったい。シンガポールは現在もデジタル化を着々どんどんと進めていたではないか。タイの方が進んでいるなどと言って大変失礼した。
デジタル化が進んでいないのは私達だったね、と話ながら、その後カードでバスも地下鉄も乗り倒したのであった。

【追記】
その数日後、タイ旅行に来た友人に会うためバンコクへ行ったのだが、MRTに乗ろうとしたところ例のマークを発見してしまった。タイでもカード直接引き落とし方式が始まっていたなんて…ますます社会のデジタル化と自分のアナログさを痛感したのであった。

機能はあるが、カードをかざしてもエラーが出たりしていた。タイだなとどこかホッとした。


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