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乳がんになりました。

2年ぶりの投稿であれなのですが、昨日から、がん患者という立場になりました。

昨年春に山村に移住したばかりでしばらくわたわたと過ごしていて、そのうち移住ライフの記事でも書いていこうかな〜と思いながら、人口も多くない山村での個人的な話を書き続けるのは塩梅が難しそうだわ〜などと思っている間に1年が過ぎていました。

そんな移住ライフの中、6月に乳房に違和感を覚えてすぐに乳腺専門のクリニックを予約し、その日のうちに色々検査をしてもらいました。
そして昨日(7/1)、「細胞を調べたところ、がんだった」という結果を聞きました。

乳がんの中でもいくつか種類があり、私は粘液がんというものでした。
乳がん症例全体の3〜4%と、少し珍しいタイプのようです。
ゆっくり進行するやつらしく、年単位で成長してきたのではないかとのことでした。
ステージはまだ確定してないですが大きさ的には2。

クリニックでまず診断を受けたので、今後は紹介先の大きい病院に移って、さらに転移の有無を調べたりして、治療方針を決めていくことになります。
実際どのくらい進行しているのかはまだわかっていないので、まだちょっとそわそわしています。
(最初に違和感を感じた瞬間から、街のクリニックへ行き、医師の所見を聞くまでの時間がやっぱりいちばんそわそわした。平静を装っても、気が気じゃなかった)

がんともなれば色々調べることもあるし、記録していくことは自分のためになるし、後に誰かの役に立つこともあるかもしれないし。
せっかくの機会だから、記録していくことにしよう、と思い立ち、再びnoteにログインしました。
「転んでもただでは起きないぞ」精神といいますか、「どん底に落ちたら掘れ」精神といいますか。転んだつもりも、どん底にいるつもりもないので、「せっかくなら」精神くらいがしっくりきます。

しばらくは治療のことばっかり考えているかと思いますが、その中で、山暮らし的な話も時々挟みつつ、楽しく過ごしていけたらなと思っています。
笑ってても泣いててもやることは同じですしね。

医療へのアクセスに難がある地域(とは言っても都市部に出やすい山村ではあります)で、どうやって治療していくか、私の状況で考えていけることもあるかもしれませんね。

とはいえネットで調べると色々出てきてしまうので、先に線を引いておこうと思います。

・病院から提供される情報を基本とする。(標準治療の方針に沿い、必要に応じてセカンドオピニオンを別の病院に求める)
・病気そのものについてネットで調べるのは国立がんセンターのサイトまで。
・書籍は、医療情報の実績がある版元に限る。

こんなところでしょうか…。

一応、私が漢方養生指導士の資格を持ち、薬膳茶屋をやっているので、薬膳的にどうサポートできるか、というのも、せっかくだからがんにフォーカスして調べてみようと思います。
ただし、薬膳はあくまで食餌の領域の話なので、「これで治す」とかそんな話にはなりません。(むり)
せいぜい、治療サポート的にはどんな食餌や養生法(運動や生活リズムなども含む)がいいだろうか、そんな感じになると思います。

どのくらい続けられるかな。書くことが新しい習慣になるまではちょっと辛抱です。

ちなみにサムネイルは梅の実の写真です。
乳がんは外から触ってみると「梅の種が入っているような感じ」とよく聞くので。

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