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いらねえけどありがとう

翻訳家でエッセイスト村井理子さん著書のタイトルに今更ながら私の気持ちがドンピシャにどハマり。そう!それが言いたかったの!

長男がデキ婚で入籍しもうすぐ私はおばあちゃんになるらしい。

色々な事情から絶対今は妊娠も結婚もダメだよと再三の忠告、否、警告を無碍にし、見事に術中にはまり、ある意味予感的中。

挨拶に伺いたいと何度も催促されシブシブ食事へ。

にこにこと殊勝な嫁を演じて手土産に紫陽花の苗をいただいた。私が植物が好きだと息子から聞いたので、と。そして先日の母の日にはエステサロンのチケットが送られて来た。

それらを前に傷つき途方に暮れる私。

まさに、
いらねえけどありがとう

それに尽きる。
なぜ結婚の時期に反対したか、何故こんなに意地悪な自分の思いに居心地が悪くて、何故わたしがこんなに傷ついているのかは、少しずつ話ていこう。

人生の最終章に向かって紡ぎ始めたわたしのラストライフは、こうして無惨にも塗り替えられ始めた。
人生ってまだまだ最後までそうは思い通りに行かないもんなんだな

あー、勝手にしてくれ〜!
すべては馬鹿息子から始まった。


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