見出し画像

サイリウムカラーのお話

アイドルのライブは本当に楽しい。
先日、久しぶりに乃木坂の10th YEAR BIRTHDAY LIVEに行きました。
乃木坂46のライブはアンダーライブ 2020以来の参戦。
ライブ会場で感じる曲は
いつもiPhoneで聴くのとは別物。

そんなライブの必需品と言われるのがサイリウム。
推しメンカラーや曲によって色を変えて
ライブを盛り上げます。
そんなサイリウムカラーで一つ気になったのが、
曲ごとに色を揃えるものが多すぎる事です。

一部例を挙げると
白×白 風船は生きている
紫×紫 乃木坂の詩
緑×緑 サヨナラの意味
白×白 いつかできるから今日できる
青×青 日常
青×青 何度目の青空か
青×青 スカイダイビング
赤×赤 嫉妬の権利
赤×赤 インフルエンサー
黄(アリーナ)×白(スタンド) 
ハルジオンが咲く頃 
などなど、これ以外にも多くの曲に存在する。

私は揃える曲が少ない方がいいのではないかなと
思います。
理由としては、現地に観に来ているファンの人が
それぞれちゃんと楽しめる事が大切だからです。
メンバー達のために
色を揃えたい気持ちも分かりますが、
自分たち自身がちゃんと楽しめないと
本末転倒だと思います。

チケット代や交通費がかかっていたり、
有給やアルバイトを休んでライブに来ています。
そんな人たちが思い思いに楽しめないのは
良くないのではないかと。
メンバーによって推しメンカラーがありますが、
曲ごとにサイリウムカラーを揃えていると
出すタイミングがありません。
推しメンを観に来ている人が多い中で、
果たしてそれはいい状況なのでしょうか。
各々がルールで縛られている環境は
正常なのでしょうか。

それに加えて、私としては
サイリウムカラーの揃う曲が
少ない方が揃った時の価値が上がると思います。
それを感じたのは「サヨナラの意味」を
現地で観た時です。
その時は安定の天空席で
ライブを観ていたのですが(笑)
バラバラだったサイリウムカラーが
サヨナラの意味のイントロが流れると
一面が緑になっていく様を観て
とても綺麗で感動しました。
ですが、今は同じ色から同じ色に変わることで
感動が薄くなった気がします。
これは個人的な意見なので
別に重要ではないと思いますが、
その感動を今でも私は覚えているので
こういう意見なのかなと思います。

サイリウムカラーについては他の坂道にも
同じ事が言えます。
グループにとって大切な曲は揃えることは
マストだと思いますが、
それ以外は揃えなくてもいいのではないかなと思います。

最終的な言いたいこととしては、
もっと自由に各々が楽しめる環境に
ライブがなればいいなと思っています。

この記事が参加している募集

#多様性を考える

28,107件

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?