人事としてはたらくということ
こんにちは。
LIFULLで人事をしている中村(@misakinkmr)です。
最近「人事」という仕事について考える機会が増えました。先日投稿した何気ないツイートに反響をいただいたことが、ひとつのきっかけです。
※ちなみに私は「人事」の中でも「採用」に主軸を置いたキャリアです。
「とにかく人事になりたい」への違和感
いろいろと言葉足らずで誤解を与えたツイートですが、一番伝えたかったことは「人事できるならどの会社でもいい」はおかしいよ、ということです。
私は面接や面談で多くの学生・転職希望者とお話してきましたが、「営業ならどこでもいいです」という発言は聞いたことがありません。営業職といっても「有形なのか無形なのか?」「ルートなのか新規なのか?」「心から良いと思える商材なのか?」「顧客は誰で、どんな価値を提供するのか?」いろいろ考えて、業界・会社・商材を選んでいきます。
ところが、人事職になると途端に「未経験で人事やらせていただけるならどこでも頑張ります!」という人が増える。
・・・本当に?と思います。
「人」の力を結集して「事」を成す職業
人事の仕事は、経営資源のうち「ヒト」の側面から「経営を支える」仕事です。優秀な人材を獲得することや社員に喜んでもらうことそのものがゴールではなく、企業理念の実現や事業の推進に貢献することが仕事です。
そうすると、人事としてはたらく会社を選ぶうえで、「企業理念」「事業」という重要なファクターが見えてきます。
ちなみに、、
それでも「会社の理念や事業は重要じゃない!人の力を引き出したり、社員のキャリアを支援したい!」と感じる人は、それを専門にやっている組織コンサルやキャリコンなどのほうが、やりたいことに近い可能性が高いです。
会社の未来は明るいか
価値を感じられない商材を売る営業が辛いのと同じように、自社に魅力を感じられないまま人事をすることはとても苦しいです。特に採用活動においては、本心ではない言葉で候補者を口説き続けると、心が疲弊します。入社者の人生に悪い影響を与えてはいないかという恐怖も襲ってきます。
人事をする上で、自社のことを完璧だと思っている必要はありません。というか、それはそれで盲目すぎて心配。
大切なことは、会社の未来は明るいと心から信じられるか。
「人事」を仕事にしたい人には、ぜひ考えてもらいたいことです。
まとめ
人事としてはたらくうえで大切なこと。
☑どんなビジョンを掲げ、何を実現しようとしている会社なのか
☑そのためにどのような事業をしている会社なのか
☑会社の未来は明るいと心から信じられるか
☑会社の明るい未来をつくるために全力を尽くしたいと思えるか
以上です(^^)
質より量にコミットして、もっとnote書いていきたいと思います~
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