見出し画像

「どんな人間になりたいですか?」という質問に対する答え

 このまえ、「今後、どういう人間になりたいと考えていますか?」という質問を受けた。

 「うーん」と言いながら

 「あれ、わたし、どういう人間になりたいんだっけ」

 と、我に返った。

 そういえば、「人として、こうありたい」「こんな人間になりたい」という目標を、ずいぶん、持たずに生きてきたことに気づいた。

 「自由でいたい」とは、思う。

 でも、「自由でいたいです!」と答えようとは思わなかった。

 「自由でいる」のは、欲している環境であって、わたし自身がどういう人間になりたいかという問いに対する答えには、ならないと思ったから。

 結局、当該の質問を受けた日は、質問の意図とは少しズレてしまいますが、と前置きをして、その通りズレた回答をした。お相手を戸惑わせてしまったかしら、と、会話が終わった後、少し反省した。

 質問をいただいたことで、わたしはとりたてて「こういう人間になりたい」という目標を、立ててこなかったことに気づいた。

 海外で暮らしたいとか、いつかは子どもが欲しいとか、物語を書いて本を出したい、とか、野望はいっぱいある。

 自由でいたい、健康でいたい、という、大切にしたい生き方も、ある。

 「こういう人間になりたい」と願うのは、どういう局面だろうか。

 しいて言うなら「健康で自由で、野望を実現する粘り強さと素直さのある人間」だろうか。SAMURAIみたいだな。

 これを読んでいる方は、「こういう人間になりたい」という目標、何かお持ちだろうか。

 特にオチのない、本当にただの備忘録な、noteです。

読んでいただき、本当にありがとうございます。サポートいただいた分は創作活動に大切に使わせていただきます。