「大学院を卒業したら、どうするの?」
移動に次ぐ移動で、すっかり落ち着いてnoteを書く時間が取れなくなってしまった。
ひたすら、友人・知人に会いに行く日々。
1年の間に再訪すれば必ず顔を合わせる人たちもいれば、数年ぶりの再会を懐かしむこともあった。
やっと、どこか遠くへ行くこともなく、粛々と日々の業務を行う日常が戻ってきた。
と言ってもフリーランスだから、自分で働く時間は調整できる。
出かけたい時に出かけたり、集中力が途切れたら昼寝をしたり、実家のいぬを好きなだけもふもふと撫でまわしたり、パソコンの向こうで繋がっている友人たちとおしゃべりをしたりする。
先月末に帰国してから、あっという間に1ヶ月経った。
ラトビアでの暮らしに慣れて、なんとなく1日のルーティーンが出来上がった頃の一時帰国。
翌月には、オランダへ。
また新たなルーティーンの構築と、人間関係が待っている。
ラトビアにいたときから、どこでどう暮らすかを、ずっと考え続けている。
一時帰国して何度も「大学院を卒業したら、どうするの?」と聞かれる。
そのたびに、モラトリアムに囲まれ四面楚歌で、あいまいな自意識なのを隠して「どうしましょうね!」と笑って返した。
笑いながら「どうするの、わたし」と何度も反芻した。
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