“個性”を脱いだら自由になれる、かもしれない
NHKの人気番組「100de名著」の、2020年12月7日の回でフランスの社会学者・ピエール・ブルデュー著『ディスタンクシオン』がとりあげられた。
その放送に対する、以下のツイートが、なんとなく頭から離れなかった。
同時に、6年前(!)に自分が、舌足らずに書き散らかしたnoteを思い出した。
「個性は、突然変異的に生じる唯一無二な要素ではなく、ある程度お決まりの型や傾向の中から見出すもの」と言いたかった……ように記憶している。
「趣味と社会構造との密接な関係を明らかにし、趣味や嗜好という非常に個人的な領域が、いかに社会によって規定されているかを明示した(NHK 100分 de 名著 ブルデュー『ディスタンクシオン』 2020年 12月 [雑誌] (NHKテキスト)より)」という、ブルデューの話と、わたしのnoteがどう関連するのかを交えて、最近考えていることを、つらつら書きながら、整理したい。
学校を休んで観に行った『奇跡の人』
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