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「同志社に入って後悔してること」



これまでの人生で、
やり直せるならどこに戻りたい?

と聞かれれば、
いつも高校3年の進路決断の時を思い出す。

高校は偏差値60程度の、
進学校と呼ばれる高校。

学校は、とっても狭いコミュニティ。
高3の進路相談で、担任から
「どのレベルの大学を目指す?」と質問された。

私がそのとき知っている世界は本当に狭くて
大人といえば、家族か先生、お隣さんくらい。

どんな生き方があるかもしらず、
高校を卒業をすれば
当たり前に大学に進学するものだ
と思ってた。

かつ負けず嫌いの私、
「今から全力で頑張って目指せる
一番上の大学にします!」と。

夏まで部活があったから
勉強を本格的にはじめたのは、
9月半ば。試験は2月。

半年で勉強頑張って、受かった。
第一志望で、完璧な人生だ!

と思っていた私、
入ってみてびっくり。

同志社商学部は
"動物園"と比喩されるほど授業がうるさい。

大学で何を学んだ?と聞かれても
何にも答えられない。何も学んでない。

商学部を選んだのは、
塾の先生が「就職に強いよ」って
言ったから。ただそれだけ。

別にやりたいことがあったわけじゃなかった。

ははは〜ほんとに、
やり直したい。途中から学部変更とか
してる子もいたのに
なんかそれ考える頭もなかった。


4年間で約400万円を払って、
学びたいわけでもないものを学び、
同志社卒という履歴書の一行を
手に入れるためだけのものに
時間とお金を使った。

もちろん、同志社卒という経歴は、
私自身を信用してもらうためにも
とても役立っていると思う。

ただ、やり直せるとしたら
商学部は絶対に選ばない。


___


なんでその後悔が生まれたのか?

今思うその答えは、
自分の意思で決断したことじゃなかったから。

流されて、そういうものだと
自分が勘違いして選んでしまったから。

"自分の意志で選ばなかったもの
だったから、後悔してる。"

最終決定をしたのは自分。自分の責任。

誰かのせいにしてぐちぐち言ったとて、
時間が戻ってくるわけでもないじゃないですか。

そこに行くと最終決定したのは自分だからさ。

自分の人生は自分で責任とりなさいよって話で。

その後悔から、
私はもうどんな決断も
責任を持って自分ですることにしています。

もちろん独りよがりになってしまっては
良くない部分もあるから、相談はする。

ある程度自分で考えて行き詰ったら悩みも話す。

でも、最後の決断は絶対に自分で責任をもつ。

そのときに、
「誰々がこうしろって言ったから・・・」
なんてダサいことは絶対に言わない。

それだけは心に決めてる。

愚痴を言うなら、辞めて自分で全部やりなはれ。

そこにいることは自分が決めたんだろ。です。


____


自分の人生には自分で責任を持つ。

後悔から学んだ、これからの生き方。


おんなじ思いする人が
出てほしくないから、
進路相談をする先生方に、
子どもたちへの選択肢の与え方を
少し変えて欲しいなとも思います。

もちろん、学校の名誉のためには
名の知れた大学に
行かせたいのも分かるんだけどさ。。

教育って本当に難しいよね。

私の友達、不思議と先生が多いから
そのジレンマで悩んでるのが
すごく理解できる。

さて、どうしたらいいんでしょう。

フィンランドの教育から
学んで来れたらなと思ってます。

そしたらまた皆んなで話そうね。

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