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【学生・人事向け】中小企業の21卒採用に関して伝えたいこと<HRNews考察>

こんばんは。採用コンサルタント、転職エージェントをしております見崎 俊太です。
普段から営業に関するスキルや、知識、などを記載しています。

本日はいつもと違い、HR業界や、転職、新卒の就職活動に関わる一週間の情報の中で特に気になったものを、簡単なサマリ、私の考察を記載していきます。エージェント業や、コンサルティング業をするにあたって、「知っている」ための努力にさく時間は惜しみなく投資していきたく、noteにも週次ペースでまとめていきます。

たくさん羅列するよりは気になった記事をしっかりと深く見ていく記事をアップしていきます。

人事で採用活動に関わっている方や、21卒、22卒学生から中途での転職活動をしていらっしゃる方々に少しでも参考になればと思います。


【新卒】
https://dime.jp/genre/936079/

<記事サマリ>


内定獲得に苦戦する学生が大企業を諦め例年以上に社員数100名以下の企業に入社を決めることが増えそう。ただ、大企業と中小企業では「レベル」に違いがあり、安易に中小企業への入社を進めない。

<記事背景>


6月は大学生にとって大事な月です。3年生は夏に向けて各社が開催するインターン様のナビサイト(リクナビ、マイナビなど)がOPENします。ついに就活が始まる実感を持つ時期であり、手探りで友人同士で情報交換しながら企業のインターンにエントリーを開始します。

4年生にとっては、冬から説明会への参加やESの提出、リクルーターとの面談を繰り返して時間をかけて選考してきた大手企業の面接が解禁され、就活を終える学生が一番増える時期です。
逆に、6月末に内定を持っていない、納得のいく内定先ではない場合には夏に向けて再度就活のスイッチを入れ直す時期でもあります。

新型コロナウイルスの影響により新卒の就職活動は例年になく苦戦を強いられています。特に21卒(にーいちそつ)と呼ばれる現4年生は例年同時期に比べて就活継続率が10ポイント以上高くなっています。

6月も終わりに差し掛かりこの時期の4年生が抱く気持ちとしては「友達が就活終わってるっぽい」「親からも就活の状況を聞かれて疲れてしまった」「SNSの内定報告を見たくなくて最近SNS開かなくなってきた」など就活がいつ終わるのかわからない不安です。

さらに今年は採用人数を絞っている企業も少なくありません。
目につきやすい報道では採用活動に関してネガティブな情報ばかりが溢れ、果たして自分は就職することができるのだろうかといった不安が例年以上にまだ就活を継続する4年生には流れています。

<記事を読んだ上で考察>

大局から判断すれば実際に起き得る内容だと思います
就活生や、中小人事からすれば少しキツイ印象を持つ記事かも知れませんが今年の新卒採用の動きを見ていると、学生側の心理的状況や大手企業jの採用枠の減少から、例年以上に「まずは就職」することを目的に就職活動を実施し、中小企業への入社意思を決める学生が増えやすいとは思います。


<21卒就活生に伝えたいこと>


この記事を否定する気は一切ありません。私自身社員5,000名の企業に新卒で入社し、その後社員数100名の企業に移っているので記事の内容には同意するとことも多くあります。ただ、就職活動の目的は人それぞれだと思います。もちろん力はつけたほうがいい。それは間違い無い。
人によっては経営者の親御さんをお持ちで、将来会社を注ぐために修行する人もいれば、とにかくお金を稼げる様になりたい人もいる。
反対に食べていけるだけのお金を稼いで、自分の大好きな趣味を中心に人生を送りたい人もいる。


中小企業が悪いでのはなく、「大手がダメだったから内定をもらった企業にとりあえず入る」という意思決定時の覚悟の浅さが問題です。

どうしても内定が狙った企業から取れなかったのであれば、転職時にもう一度チャレンジできるよに逆算して成長しましょう。その覚悟を持って入社していれば、その上で、この記事を読めば、いい意味で「危機感・焦り」を持って日々を過ごし自身の成長につながります。

さらにその意欲や動きは人数の少ない中小企業であればインパクトは大きく、最終的には会社の雰囲気までを変えていくものです。自分が会社を変えることができるのであればその時には転職する理由がなくなっているかも知れないですね。

繰り言になりますが、厳しい状況であってもまだ学生です。
就活と呼ばれる学生の時の就職活動一回で自分のキャリアにおける職業選択が終わるわけではありません。たいそうな夢や目標がなくても構いません。そもそも働いたことないので就活で話す将来像だって簡単に変わるものです。「夢がない」ことを気にしすぎる必要はありません。

ただ、自分の意思決定に責任を持ちましょう。

ぜひ入社を決める企業に覚悟を持って入社を決めていただきたいと思います。



<中小企業採用責任者の方に伝えたいこと>


採用コンサルタントとして、エージェントとして1,000社以上とお付き合いをしてまいりました。その中のほとんどの企業は大企業とは呼ばれない、中小企業やベンチャー、スタートアップ と呼ばれる企業です。

特に中小企業と呼ばれる企業の人事責任者の方々からよく聞いていた言葉があります。

「どうせ大手には勝てないから」
「うちなんて中小ですから」

本当にそうでしょうか。

どの企業にも心惹かれる物語が、必ずある。

企業もひとつの人格で、同じとしてありません。
だからこそ、学生や応募者にはしっかりと自社の「ならでは」を伝えて欲しいと思います。そのためには自分たちを知ることと、他社を知ることが大事になってきます。中小企業の採用責任者の方の多くが、他社の採用責任者との交流が少ないように感じています。

ぜひ、自社を深く見つめる視野と、他社を俯瞰することで応募者に「ならでは」を伝え、自分たちだからこその魅力を打ち出していただきたいと思います。そこに響く学生との最高のマッチングは必ず生まれるはずです。

わたし達は多くの情報があふれる今こそ、
「ならでは」の採用を実現させたいと考えています。

本日は以上です!!!


一つの記事も主語を変えて読んでみると、たくさんの角度から読み込めると思います。次週は中途採用に関して考察していきたいと思います!

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