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ライバーとして一年歩んだこと

2022年12月9日でライバー活動を始めて一周年となります。
節目の日を迎えるからこそ思うこと、感じることを文章に残しておきたくて
このような記事を書くことにしました。
今まで出会ってくれた人も「ライバー美咲」の始まりたての部分にも触れて、「こんな時もあったんだね~」と思ってもらえたら幸いです。


ひとつの求人サイトのスカウトメールから始まる

きっかけは事務所スカウトでした。

私はオーガニックコスメの発信に力を入れてその傍ら、オーガニックやサスティナブルなどに関係するクライアントワークを探していた。
2021年12月2日、ライブ配信とは関係のないママ向けの某求人サイトからスカウトメールが届いた。初配信の一週間前のことである。

スカウトメールは希望職種に近い求人をしている企業さんから「こんな仕事あるんですけど働いてみませんか?」という連絡が来るもの。私は文章に関わる仕事をしていたので、ライターや校正、編集、SNS運用、ECサイト運営、サイト構築などの求人をしている企業さんからご連絡を頂くことが多かった。

そんな中届いたのが、ライバーマネージメントを行う某事務所さん。
ママ向け求人サイトへのスカウトメールなので、ママにこれだけ嬉しいですよとメリットが並べられている。ライブ配信にとても興味を持ったものの、普段コスメを使ってはアウトプットしている私からしたら、いいところもあれば悪いところもあるというのが当たり前と思っていたので、とにかくいつもコスメでやっているように事務所の比較をしてみたかった。

その時は、全く知らない世界にフリーで飛び込むなんてことは、さらさら考えていなかった。だから事務所のひたすら比較をした。

私は幼稚園の年長さんを育てる母親という身。そしてクライアント様からお仕事もいただいている。そんな中で果たしてライブ配信者、すなわちライバーとして活動が成り立つのかどうか不安が大きかった。

そんな時に出会ったライバー事務所は、ママばかりがライバーとして活動している事務所で、配信時間も長く確保してほしいという事務所が多い中、逆に振り返ると短くしてほしいともいわれるくらいの事務所だった。

スカウトされた事務所ではなく、そのママが多く活躍されている事務所の門を自ら叩いた。連絡を取り、晴れて12月9日にライバーとして活動することが決まった。


分からないことだらけのまま始まったライバー生活

今考えれば知らない世界に飛び込むって本当にすごいことしてた

事務所に所属させて頂いたものの、配信することはおろか配信アプリを利用するのもほぼ初めて。今までtwitter仲間のツイキャスを見に行くことくらいしかしてこなかった。
事務所に入ると手とり足取り教われると思っていたが、私が所属した事務所はまずはやってみて学んでみようというスタンス。

だから最初は私より少し前に配信を始めたライバーさんのところに遊びに行って教わろうと、同じ事務所所属のライバーさんのお名前を検索して配信にお邪魔したりもした。
そこで目にしたのが初めてのライブ配信。今までもっぱら収録型のYouTubeや音声アプリが日常にあったので、リアルタイムでライバーさんとお話しできるというのがとても新鮮で、早くもハマってしまいそうだった。

そんな先輩ライバーさんとの出会いもあったから、自信をもって初配信を迎えることができた。がしかし、実際は本当に初配信はすごかった。想定していた以上の来枠数とコメント数。しっかり対応したいのに追いつかない。そんな風景が広がっていたのだ。

コミュニケーションアプリなので、みんなとコミュニケーションが出来ると思っていたけど、そうでもなかった。配信を始めて2日目と4日目には特別なBOX(中には高額なアイテムを贈るためのコインが入っている)が配布されるのでそれ目当てに訪れる方も少なくはない。
そんなことは知らないので、とにかく皆さんとお話したくてたくさん話しかけていた私。

そんな中何も知らないのをいいことに、目を疑うようなコメントを投げかけてくる人もいた。「足の裏見せて」「ポニーテール結んで」などポーズを指定してくる人、「どこに住んでるの?」と個人情報を聞き出そうとしてくる人。
今思えばそんな人冷たくあしらえばいいものの、それもわからないからついつい見せてはいけないものを見せてしまいそうになったり、伝えてはいけないものを伝えそうになった時、「したくないことはしなくていい」「個人情報を伝えたら危険だよ」とストップをかけてくれるようなリスナーさんがいてくれた。
そういう優しい心を持ったリスナーさんがいたからこそ、そういった冷や汗をかくような失敗をしてこなくて済んで本当に良かったと心から思える。

そうやって避けきれたと思いきや、いつも配信に来て応援してくれて心開いたリスナーさんがピンクな感じに急変したこともありました。「信じてたのに・・・」って人間不信のような気持ちになることもしばしば。

山あり谷ありだけど、コスメの発信で継続することの大切さを感じていた私は「とにかくやると決めたら続けてみよう」と心に誓いました。


関わってくれるみんながリラックスできる枠を作りたい!

毎日のように出会いと別れが待ってる世界

新しい世界に飛び込んで楽しかったこともあれば、辛かったことも多かった。

一つ別れがやってくると、ひょんとしたきっかけでまた新しい出会いが生まれる。そしてまた出会いがやってくる。そしてまた別れる・・・その繰り返し。
いつもの日常よりも凄まじいスパンでやってくる「出会い」と「別れ」に対して、心がついていかないこともしばしば。それは今現在も変わりません。
心許すとひどい言葉を投げかけ去っていくこともあったため、人を簡単に信用してはいけないのではないかと思うことも多かった日々。


でも継続して頑張りたいって決めたからには、もっと強い心を持たないとやっていけないと言い聞かせて、様々なことが起こる日常に馴染んでいくことにしました。そしたら些細なことでは揺らがない心に近づけた気がする。

お忙しい中時間を割いて私の元に来てくれる方を、とにかく癒してあげたかった。毎日お仕事でお忙しくされている方を、癒しと安らぎで包み込みたいという強い気持ちを持っていた。元々オーガニックコスメに対して自信をもって発信していたから、そのつながりで「癒し」ということにはこだわりを持っていた。

元気で楽しい枠が好きでよく行っていたけど、自分に落とし込んでみるとどうもしっくりこない。ペースを崩さずにありのままの自分を表現できる「ゆったりまったり癒し枠」のほうがしっくりきた。
だから私はいろいろな枠から学ばせて頂きながらも、自分らしさを忘れないように枠に落とし込んだ。そうするとしっくりくる自分スタイルが出来上がる。この枠の雰囲気を大切に守りたいと思うようになった。


大人になって出会った夢と目標を皆と一緒に叶えたい!!

ママでも30代でも夢を持てると実感した

ポコチャには自分の夢を目標を掲げて頑張っているライバーさんがたくさんいます。リス活をしてコミュニケーションを取っていくと、ライバーさんの頑張る姿勢にたくさんの刺激をもらいました。

自分のことを見直すきっかけになり、ずっと頑張ってきたオーガニックコスメのレビュー発信を一つの形にして全国のみんなに届けたいという強い夢を持つようになりました。「オーガニックコスメ=高い」で終わらない、その先の魅力をしっかり言葉と商品で伝えていきたいです。

更に私は一児の母。娘が本気で「やってみたい」「頑張りたい」と思うことに対して、母として本気で向き合いたいと思うようになりました。母として娘のやりたいことに対して背中を押してあげられるようになりたいと思いました。

そしてプラットホーム「ポコチャ」での目標。私は今までの活動を通して客観的に見つめた時に、「バズる」って爆伸びタイプというよりもコツコツと積み重ねていくタイプなので、ポコチャでの目標は「S帯!」と高い目標よりも目の前のハードルを確実に超えていくという方が向いている。だから、目標もその都度自分の目線に合わせた目標を立てている。着実に積み上げていこうと心に決めた✊


二年目はもっとBESTな配信を追求していきたい

一年歩んで分かったからこそできる配信をしたい

まだまだ課題が多く発展途上だけど、一年経ってみてわかったことがある。
配信ってとことん奥が深く、正解が一つではないということ。

人それぞれのピースがハマって形になる。だからあのライバーさんにとってはそれがいい形でも、私にとってはそれがいい形とは限らないのである。
自分なりに試してみてしっくりくるかこないかは人それぞれ。だからこそ、オリジナルで唯一無二の素晴らしい配信を作り上げることができる

どれが自分にしっくりくるのかなんとなくわかってきた二年目は、
思わず帰ってきたくなるようなとっておきの場所を作りたい。
そう思っています。

ゆったりまったり枠ってなんだか手を抜いてそうに見えるかもしれないけど、ゆったりまったりの雰囲気や空気感を作り出すためにまじめに取り組んでます。ゆったりまったり枠でも高ランクで頑張れることを体現することで証明していきたい。

みんなで手を取って作り上げることにこだわる「みんなで作ろう美咲枠」をこれからもよろしくお願いします。

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