【占星術】星座をずらしても当たらない、当たっているのは偶然
この記事では、西洋占星術で星座をずらして占ったアンケート結果について記載します。
星座をずらすことの意味は、前回の記事をご覧ください。
記事の要点です。
通常の占いと星座をずらした占いに関するアンケートをとった
その結果、星座をずらしてもずらさなくても、違いはなかった
占星術(特に、十二星座占い)が当たっているのはほんの一握りで、偶然の産物
星座をずらしたアンケート
以前、通常の占いの結果と星座をずらして占った結果に関するアンケートを取りました。
アンケートにご協力頂いたのは、以前に募集した占いモニターさん5名です(今は占いモニター、お休みしています)。
アンケートには、通常の占いの結果と星座をずらした占いの結果をペアにしたものをいくつか記載し、モニターさんには、当てはまり度合いを5段階で評価してもらいました。
星座をずらしても当たらない
アンケート結果から、通常の占いも星座をずらした占いも、両方当たりそうにないと感じました。
それは、どちらにも評価が偏っていなかったからです。
もし、通常の占いが当たるなら、アンケートでは通常の占いの評価が高くなるはずです。
一方、星座をずらした方が当たっているなら、逆になるはず。
でも結果は、両方とも評価が高かったり低かったり、ある項目は通常の占いの評価が高いのに別の項目ではそうならない、といった偏らない結果になりました。
たった5人のアンケート結果なので、当たらないと結論づけるのは早計です。
できればネットを利用して大々的に調査したいです。
ただ、直感的に「これはダメだ…」との思いになりました。
でも、当たる場合もありますよね。
占いが当たる理由
当たる理由は、当たっているように見える(思える)だけで、偶然の産物だと考えます。
それは、一星座には、およそ1、000万人(日本の人口÷12)の人がいるからです。
例えば「しし座の人は、プライドが高くて、努力を惜しまない」と書籍やネットに書かれてあるとします。
占いに関わらず、集団の1%くらいは「プライドが高くて、努力を惜しまない人」がいても不思議ではないですよね。
しし座の人はおよそ1、000万人いるので、その1%は10万人になります。
だから、占いがいい加減でも、10万人くらいは偶然当たる。
でも当たった10万人は「すごい!占い当たった!」と周囲に言ったり、SNSで拡散したりする。
それを見て、もしくはその1%になった人が「占いって、当たるんだな」と思ってしまう訳です。
でも、99%(990万人)の当たっていない人にもフォーカスすると、そうは思えませんよね(ネットワークビジネスもしかり、です)。
この例は、もっとも一般的な、十二星座占いに関するものです。
アンケートで使ったのはもう少し複雑な占いのため、この例えがそのまま適用できませんが、共通する要素はあると思います。
おわりに
今回は、前回の記事に関連し、通常の占いと星座をずらした占いとを比較したアンケート結果について記載しました。
占星術に対して否定的な記事ですが、占い師さんを否定している訳ではないこと、ご理解頂けますと幸いです。
占星術に関してはその他にも懐疑的な部分があるので、引き続き記事を作成していきます。
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