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§読書録:「放っておく力」枡野俊明

会社を退職し、『マンスリー・人生で大切なことを学ぶ』と決め、色々な本を読んでいます。時間はいくらでもあるので、たくさんの本をゆっくりと。

中でも感銘を受けたのがこの一冊。枡野俊明さん「放っておく力」。
正しくは ”仕事も人間関係もうまくいく「放っておく力」、もっと「ドライ」でいい、99の理由”。 表紙には「いちいち気にしない。反応しない。関わらない。」とあります。執着を捨て去って生きる、素敵じゃありませんか。

全編を通して、頷きすぎて首を痛めました(笑)。
中でもわたしが好きな箇所を少しだけご紹介します。

・「期待」というのは、するほうも、されるほうも、なかなかつらいものがあります。
・「即今、当所、自己」は、「いま、この場で、自分がやるべきことをやりなさい」。(中略)つまり私たちの「命の真実」は「いま」にしかない、ということです。(中略)そうすれば、過去を悔やみ、先を憂え、過度に悩んだり、迷ったり、考え込んだりする時間を大きく減らすことができます。
・「諸行無常、諸行無常、世の中は常に変化し、何事もやがて終わる」。

枡野俊明「放っておく力」/三笠書房

人に期待せず、いまこの場で自分がやるべきことをやる。
しょせんこの世は諸行無常。自分や他人の栄華も、盛衰も。人との出逢いも、別れも。常に変化し、いつかは終わってゆく。
いつかこんな境地に、立てるといいな。


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