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チラシ束の作成方法

合同会社Boosterの三坂です。

関西で、ライトアイ折込代行という演劇公演向けのチラシ折込代行サービスの運営を受託しています。

演劇公演で配布するチラシ束について、関西では劇場で一斉にみんなで作業して作成します。日本中同じかな~と思っていたのですが、以前、そうではないと知ってびっくりしました!


チラシ束の作成方法

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ざっくりわけて、2種類の作成方法があります。「関東式」「関西式」という呼び方が適当かちょっとわからないですが、便宜上こう呼び分けます。

関東式

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「この時間帯の間に来て、自分のチラシを束に差し込んでおいてくださいね」といいう形式です。できあがっている束に、自分のチラシを差し込んでいく形です。

関西式

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「この日時で束作る作業するから、みんな集合!」という形式です。ロビーに机とチラシを並べて、集まった人たちで束の作成作業をします。

以前、「中島陸郎を演劇する」という企画の公演を大阪で観たことがあります。その時に展示されていた内容を読んだ・・・という記憶によると、どうもこの関西式は中島陸郎さんがやり始めたものだそうです。なので、おそらく先に関東式があり、あとから関西式が生まれたのかな??と。

関東式を関西でやるところもあるし、関東で関西式をやるところもあるので、関東だから関東式!関西だから関西式!というわけでもないですが、今まで各地の折込について聞いてみたところ、名古屋くらいから北は関東式が多く、南は関西式が多いような印象を持っています。

関東式は関西式よりもスペースが必要ないので、ロビーが広い劇場が多いと関西式、せまい劇場が多いと関東式がひろまりやすかったのかな~と思います。

ついつい、自分の知ってる方法が一般的な方法だと思ってしまいがちなので、方法が違う地域の情報に触れて初めて知る!ということも多いです。

いつか、47都道府県どっちの方式が主流かマップを作ってみたいです。

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