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私が占いを好きな理由

私が占いを好きな理由。

占いっていうとリアリズムの方からすれば、なんの根拠もなくタダカードやらお告げやらと理由をつけて、お金をとってアドバイスしてくる、なんだかひたすらに怪しく理解できない類の一つの趣味みたいなものだと思う。

私もよくわかる。つもりなのかもしれないけど。

リアリズムの方、というとちょっと語弊を生みそうですが、現実主義と言いますか、己の道なんだからてめぇできめやがれ的な、占い師なんて赤の他人に何がわかるねんと鼻息を荒くしてしまうような、そんな思考をお持ちの方からすると理解し難いものなのだろうと思います。

私は好きなんですけどね。(今回も前置きは長いです)

好きな人ができたら占いサイトでその人の誕生日入力して相性調べちゃうし、

告白しようかなって思うと「相手の気持ち 占い」なんで調べてしまうくらいには占い好き。

ネットでやっても同じような答えみんなに言ってるんでしょうよみたいなことしか書かれてないし、たいていそこに書かれていることほど相手は何も考えてないことの方が多いよね、実際。

それでも藁を掴むくらい、なにも手立ても助けもなく、ただ自信のない根拠をつけるために見るのよ、私みたいなのは。

先週、いつもよくいく居酒屋のバイトの男の子からこんなLINEが来た。

「この前京都行って、お土産買ってきたの渡したいのでお店でお待ちしてますね!」

「おおー!ありがとう〜!!そしたら今週お店行けたらいくね!」

なんて言いながらいけなかったので、私の夜勤明けにカフェに行くことに。

そして今。私はカフェに一人で占いに行こうか迷っている。そんな夜勤明けの午後5時です。

今日は18:30からダンスのレッスンがあるからと準備して出てきたのにお土産を渡すと連絡してきた男の子は16時から美容室を予約してたみたいで。急に18:30まで暇になってしまった。

前置きはここまでにして。
なんで私が占いに行こうと思ったのか。そして好きなのか。

今抱えてる悩みを誰にも話せないからなんじゃないかと思う。

友達がいないわけでもなければ、周りの人を信用してないわけでもない。大好きな人たちは周りにいるし、周りに恵まれてると自負してるくらい。

皆良くも悪くもアドバイスしてくれるし、共感してくれるし、理解してくれる。

たまにお母さんとかともそういう話するしね。

ただ、多分そういうことじゃないんだろうな。

長女を理由にしていいのかわからないけど、弱音の吐き出し方があんまりわからない。

溜まりすぎたときには涙になって出てくるくらいには溜めてしまう時もある。

いろんな人に忖度すると、話せないこともあるし、埒があかない話もある。自分だけの問題じゃない事もあるし。

そんなとき、一定の料金を払えば、ひたすらに話を聞いてくれ、カードや水晶、よくわからない根拠を元に無責任な解決策を提示してくれるのが占いである。
(※ここでいう根拠のないアドバイスは参考にしなきゃいけないっていう前提が占い師さんだと私の中では比較的薄く感じるので楽だという意味です。)

社会人になってすぐ、本当に人間関係に悩みすぎてどうしていいかわからなくてPMSも重なって、退勤した瞬間涙が溢れて止まらなくなってしまったことがある。

ただひたすらにどうしていいかわからず、先輩に泣きながら電話したけど私の気持ちの持ちようの問題なんだけどその時は気分が落ちてるからどうにもならない問題で。

そんな時一人になるのが無理で、占いに行った。
なにを占って欲しいじゃなくてこの性格どうすればいいですかって聞きに行った。

多分あの時行くべきなのはカウンセリングとかだったのかもしれないけど、カウンセリングは高いし予約取れないし、今ってときにすぐできるものじゃないものだと知ってたから、とりあえず繁華街にあるチェーンの占いに行って話を聞いてもらった。

その時の私にとっては、ただひたすらに話を聞いてもらって、その上根拠のないアドバイスかもしれないけどそのくらいのハードルの方がむしろありがたかった。

多分、私の相談は誰にどう聞いて貰えばいいかあまり検討がつかないし、相手によってはあんたに言われたかないわ!とプライドが高い自分も出てきかねない。先輩とかだと自分のできない部分が見えて自己嫌悪ひどくなるし。

あと、自分の悩みを話すと相手に劣等感を抱かせてしまうことがたまにある。本当にそう思ってるのかお世辞で言ってくれてるのかはわからないけど。

何が言いたいって、

たまにただひたすら話を聞いてくれて、根拠のないアドバイスをくれる人と話したくなる

からだと思います。

なんか久しぶりに中身のあること書いたな。
そんなことを言ってる間にいい時間になってきた。
ダンス行く前にちょっと買い物しに行こうかな。

はー!明日から出張だ。

こんなことを考える時間をくれた男の子。ありがとう。
早く彼女できるといいね。

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