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マッチ売りの少女の最期を感じた日に ひとつの命が消えたこと

北風と太陽
マッチ売りの少女の
人形劇作品を観に行きました

光と音と声と
そこにある空気感で
それほど長い時間ではなかったけれど
その世界の中にトリップしました

風をケーナの吹き抜ける風合いで感じ
太陽を壺だいこudu の音でドクドクと感じ
水の中で涼み癒された心地をカイサドラムで感じ
音色が呼び起こす体験に心躍りました

マッチ売りの少女の最期に
心の中に広がった
彩りの世界と
たくさんの希望に包まれた時間を
共有しました

亡骸をみた周りの人の
その子を哀れむ言葉や
自分よりも恵まれていないと
思っている気持ちを
どこにでもある光景として
傍観していました

周りの人が
自分のフィルターで観て
そこに同調してできる
一体感のエネルギーが
ある種自分たちを守ってくれるものだからこそ
確信めいてくる様子を

全てはイリュージョンで
見たいように見ている世界の
一側面として見ていました

そこからの帰り道に
わたしの繋がりのある人の
訃報を受け取りました

心の柔らかい人で
とても優しく心を寄せてくれる側面と
自分の中に独自の世界観を
色濃く持っている人でした

あなたがそれを決めたことで
あなたが光をみて救われた時間を
もてたのでしょうか

どう受け止めたらいいのだろう

そんな迷いすらも含めて

あなたの存在が与えてくれたことに
心から感謝と尊敬を捧げます

Namaste.

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